昔、ある人生の先輩が言ってた話。
先輩
「こいつは優秀だなあと思うヤツって、知ったかぶりをしないヤツだな。」
私
「え?」
先輩
「意味が分からなければ分かるまで聞くヤツ。意外にできないんことなんだよ、みんな。」
私
「何でできないんでしょうか?」
先輩
「うーん。・・・やっぱり、プライドだろ。…くだらんプライドよ。」
他愛もなく交わした会話を、どうして今でも鮮明に記憶しているのだろう。
恐らく自分のことを言われているとハッとしたからだ。
聞かぬは一生の恥。
以来、自分は納得するまで話を聞くことにしている。
「なるほどそうですか。ではもう一度話を整理させていただきますね。
私が自分が理解したとおりにお話しますので、もし間違っていたら指摘してください。
これこれこうだから・・・・(中略)・・・これこれだということなんですね。」
こんな具合だ。
一番肝心なことは、自分の言葉で話すことだ。
多少語彙が少なかろうが、尊敬語が謙譲語にねじれてようが、そんなことはどうだっていい。
相手にとって一番大切なのは、「人間」なのだ。
こいつは信頼できるヤツなのか、そうでないのか。
本心なのか、そうでないのか。
本当にものごとを分かっているヤツなのか、そうでないのか。
相手には絶対に伝わる。誠実さ、熱意など、引っくるめて自分という人間そのものが。
先輩から与えてもらったこの「気付き」には、20年経った今でも感謝している。
先輩
「こいつは優秀だなあと思うヤツって、知ったかぶりをしないヤツだな。」
私
「え?」
先輩
「意味が分からなければ分かるまで聞くヤツ。意外にできないんことなんだよ、みんな。」
私
「何でできないんでしょうか?」
先輩
「うーん。・・・やっぱり、プライドだろ。…くだらんプライドよ。」
他愛もなく交わした会話を、どうして今でも鮮明に記憶しているのだろう。
恐らく自分のことを言われているとハッとしたからだ。
聞かぬは一生の恥。
以来、自分は納得するまで話を聞くことにしている。
「なるほどそうですか。ではもう一度話を整理させていただきますね。
私が自分が理解したとおりにお話しますので、もし間違っていたら指摘してください。
これこれこうだから・・・・(中略)・・・これこれだということなんですね。」
こんな具合だ。
一番肝心なことは、自分の言葉で話すことだ。
多少語彙が少なかろうが、尊敬語が謙譲語にねじれてようが、そんなことはどうだっていい。
相手にとって一番大切なのは、「人間」なのだ。
こいつは信頼できるヤツなのか、そうでないのか。
本心なのか、そうでないのか。
本当にものごとを分かっているヤツなのか、そうでないのか。
相手には絶対に伝わる。誠実さ、熱意など、引っくるめて自分という人間そのものが。
先輩から与えてもらったこの「気付き」には、20年経った今でも感謝している。