「スタンドアップ」の試写会に行ってきました。主演はシャーリーズ・セロン。
ジョージーは暴力をふるう夫から逃げ出し、子供2人を育てていくために、炭鉱での仕事を選んだ。しかし、そこは男社会、女は虐げられ、さまざまな嫌がらせを受け、苦難の日々が始まる。
そして彼女は、炭鉱会社を相手に戦うことを決めた。しかし、彼女に対しての風向きは強く冷たかった。。。
雪の降る炭鉱の寒々とした風景が、これから始まる過酷な日々を予感させ、この映画に重みを感じさせている。
子供たちとの生活を第一に考え、必死で働く彼女の姿が、痛々しくもあり、また凛々しくもあり。。。がんばれ!とつぶやいてしまいそうだった。実話を基に作られているということで、よけいに感情移入しやすかったのかも。。。それにしても、男って、けっこう陰湿なのね、そこまでするか!?って感じ。
目新しさは無いけれど、女性にとっては、共感を呼ぶストーリーであり、たぶんこうゆう結末だろうとはわかっていても、たっぷり泣いてしまった。最後で“スタンドアップ”の大切さを教えてくれる、いい映画。