★「チュ-イングボーン」 大山尚利 読みました。
「列車の最前列から3度、外の景色を撮影して欲しい」
原戸登は大学時代の同級生・嶋田里美から
奇妙なビデオ撮影を依頼された。
だが、登るが撮影をするたびに人身事故が起こる。。。
これは偶然か?それとも。。。。
この死の連鎖に秘められた恐るべき真相とは?
大学を卒業して、アルバイトで生活をしている登。
彼の中途半端さや、そんな日々に悶々とする悩み、
そして、とらえどころの無い狂気が、現代の若者をあらわしているようで、
ちょっと、ゾッとするのだが、それが、よけいにリアルさを出していて、
恐怖がじわじわと迫り来る感じがする。
作家・林真理子が、純文学としても読める、と言ったのに、納得。
誰の身にも起こりそうな恐怖が、登を通して伝わってくる描写が、
うまく濃厚に描かれている。
知らない作品でした。
教えて貰って嬉しい♪
私、ホラー大好きです。
図書館にて予約ですね(^-^ ) ニコッ
以前、紹介されていた「猫泥棒と木曜日のキッチン」を
やっと読む事ができました!
近所の本屋さんに売っていなかったので図書館に予約していたのですが
今日、図書館から連絡があり早速借りて読みました(^▽^)
まず、この本を紹介して頂いた百子さんに感謝です!
久し振りに、本を読みながら泣いたり笑ったりしてしまいました。。。
みずきと健一君が地獄の詰まった箱を見つけたあたりから子猫が
亡くなるまで泣きながら読んでいたので、文字がぼやけてなかなか
話を読み進める事ができませんでした…
でも、本来重いお話のはずなのに、ほのぼのした日常が垣間見えるというか
全体的にさわやかな印象を受けるのは彼女達が恋をしているからでしょうか?
爆笑はしないけど、ついクスクスと微笑んでしまうのはお話にでてくる
キャラクターに魅力があるのでしょうね!
すごく怖いわけではないのですが、
どうして、彼が撮影するたびに人が死ぬのか、
その理由が知りたくて。。。
そして、彼の心理状態にも興味がわいてきて、
夢中で読んでしまいました。
多分、予約しなくても借りられるかも。。。
私は、文庫コーナーの棚に、
ひっそり並んでるのを借りてきましたから。。。
★mameさん
「猫泥棒と木曜日のキッチン」読んでくださったのですね。
そして、やっぱり、泣いちゃいましたか。。。?
たまには涙を流すのも必要ですよね、
泣いたあとは、
なんだか気持ちがすっきりするような気がしませんか?
悲しいままの物語で終わらないのがいいですよね、
さわやかな明日が想像できますもんね。
同じ本を読んで、感想を述べ合うのも、楽しいです。
そういえば、この賞とは違うものですけど、ホラーサスペンス大賞っていうのは無くなっちゃうそうですねぇ・・・どうもはじめの約束の「受賞作品は必ずTVでドラマ化する」って約束が、場面に残酷なシーンがあったりもして映像化が規制で難しいからできなくなってきてることが原因の一つだとか・・・。何だかミステリー好きとしてはもったいない話って思いませんか?
え?!ホラーーサスペンス大賞、なくなっちゃうの?
と言うことで、早速ネットで検索。
あ。。。私、最新作を除いて、全部読んでる~!!
「リカ」も、「うなぎ鬼」もすごく怖くて、私好みだった記憶があるから、
ちょっと残念。。。でも、そういえば、
映像化するには、ちょっとためらうのも確かにありましたね。。。