百子の部屋

日々のあれこれ思いのままに。。。

鬼の跫音

2012年03月16日 | 読書

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道尾さんは、好きな作家です。

でも、この本はまだ読んでなくて、

おまけに、帯に書かれていたのは、

「あざやかな仕掛けを堪能せよ!」

これは、もう、絶対読まなきゃ!ってね。

(毎回、帯に翻弄されてます)


さまざまな悩みを抱えていた僕は、

祖母が購入した椅子(刑務所で作られた)に彫られていた奇妙な言葉、

その意味を探るために、

椅子を作ったSという人物の故郷へ出向く。

そこで、さまざまな人に出会い、Sの過去を知り、

その言葉に秘められた、意味を知る。。。

Sに比べたら、僕の悩みなんて、大したことは無い。。。と、

僕は勇気づけられて、家に帰るのだった。


が。。。物語はそこでは終わらない。。。。

そう、そこには予想外の、驚愕の結末が。。。。!!


この本には短編が6つ収められています。

つながりはありません。

でも、すべてに仕掛けがあるのです。

1つ読むと、次からは、もうドキドキで、とっても楽しめます!





私の満足度
★★★★★




鬼の跫音 (角川文庫) 鬼の跫音 (角川文庫)
価格:¥ 540(税込)
発売日:2011-11-25

コメント (6)
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