杉浦 ひとみの瞳

弁護士杉浦ひとみの視点から、出会った人やできごとについて、感じたままに。

・コスタリカに学ぶ会10/27 遠藤比呂通さんをお招きして

2013-10-24 12:02:27 | コスタリカ
「戦争は、全ての人に等しく惨禍をもたらすわけではありません。最も貧しく、小さいものが、最も残酷に踏みにじられるのだと思います」

こう語る遠藤比呂道さん(現在弁護士)が講師の学習会
いよいよ今週末です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

第30回定例学習会―軍隊を捨てた国コスタリカに学び平和をつくる会―

◎会員以外の方も参加自由。事前申し込み不要です。
講演「国家の理想:平和の契約について釜ヶ崎から考える」
講師 遠藤比呂通さん(西成法律事務所弁護士)

■と き:2013年10月27日(日)午後1:30~4:45(開場午後1:15)
■ところ:文京区民センター3階3-A会議室(文京区本郷4-15-14/電話03(3814)6731

この日は講演半分、みんなでの話し合い半分の構成になっています。まっすぐ考えてそれを語り合える場で、気持をリフレッシュし、しなやかなしたたかさを学ぶ機会にしたいと思います。




ところ:文京区民センター3階3-A会議室(文京区本郷4-15-14/電話03(3814)6731)
【交通】都営三田線・大江戸線「春日駅A2出口」徒歩2分、
東京メトロ丸ノ内線「後楽園駅4b出口」徒歩5分、
東京メトロ南北線「後楽園駅6番出口」徒歩5分、
JR水道橋駅東口徒歩15分
【地図】http://www.cadu-jp.org/notice/bunkyo_city-hall.htm

遠藤さんは、大阪西成区の釜ヶ崎で弁護士活動をしています。釜ヶ崎は東京・山谷地区と
同様日雇い労働者の町として知られています。時は安倍政権となり、憲法9条が改正され
ようとしています。その意図するところは、自衛隊を国防軍とし、日本を「戦争が出来る
国」にしようという企みです。このような中で、真っ先に戦争に駆り出されるのは、山谷
や釜ヶ崎など日本社会の底辺で労働する人たちに他なりません。
この度、遠藤さんからのお手紙の中で、講演のテーマについてこう言われています。

「戦争は、全ての人に等しく惨禍をもたらすわけではありません。最も貧しく、小さいもの
が、最も残酷に踏みにじられるのだと思います。

憲法9条の解釈史から隠蔽されてきた憲法9条2項の本当の意義を、派遣労働者の常態化
により捨てられ、住民票までも消され、選挙にも、憲法改正にも参加できなくなってしま
った釜ヶ崎の労働者の視点から、読み直すということを学習会のテーマとしたい…」と。

前回の永井憲一さん「憲法の大切さ―改悪阻止に向けて」に続いて、現政権の憲法9条改
正の企みにどう対抗し、阻止していくのか。そのための大きな力になればと思います。ぜ
ひ、周りの方を誘ってご参集ください。

■えんどう・ひろみち:1960(昭和35)年山梨県生まれ。東大法学部卒業後、同学
部助手を経て、87年に東北大助教授(憲法学)。96年に辞職し、大阪西成区に移り住
む。97年に弁護士登録。98年、西成区に西成法律事務所を開業。日雇い労働者らの法
律相談なども手がける。関西大法科学院の非常勤講師も務める。著書に「市民等憲法訴
訟」(信山社)、「不平等の謎」(勁草書房)など。
※今回は、遠藤比呂通「希望を持つ権利」書斎の窓2013年1・2月号、奥平康弘他編
『改憲の何が問題か』(岩波書店)、森田寛二『憲法制定の《謎》と《策》(上)』
(2004年、信山社)」を参考文献としてお話をします。

■資料代:500円
●主 催:軍隊を捨てた国コスタリカに学び平和をつくる会
(略称:コスタリカに学ぶ会)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。