「1万回死んだ男」の異名を持った名脇役、小峰隆司(こみねりゅうじ)さんが亡くなられました。87歳でした。
先月亡くなられた福本清三さんより10歳年上、福本さんと同様、伝説の「東映剣会(とうえいつるぎかい)」に属し、数え切れないほどの時代劇で斬られに斬られた、名斬られ役でした。
東映剣会とは、主に時代劇の殺陣技能を取得、修練する技能集団。最盛期には100人を超える人達が所属しており、スターを映えさせる様式的な殺陣から、集団抗争時代劇のリアルな殺陣に至るまで、バラエティに富んだ東映時代劇を根底から支えた方々です。また時代劇に限らず、ヤクザ映画や、千葉真一主演のアクション映画などでも、その鍛えられた身体能力を遺憾なく発揮しております。
この方たち無しに、東映映画は成り立たなかった、東映映画を支えた功労者だと言っていい。
その東映剣会も、時代劇の衰退と共に規模が縮小されたようです。会長を務めていた福本清三さんが先月亡くなられ、カリスマをなくした東映剣会の今後が、少々心配ではあります…。
福本清三さんや、小峰隆司さんのような方々が、日本のエンターテインメントを支えていたのです。ほとんどその名を知られることのない方々ですが、一大功労者です。
私は拍手を惜しまない。
小峰隆司さんの知られざる一大功績を讃え、感謝と哀悼を込めて
合掌。
時代劇の盛衰をその目で見てその体で体験してきた、歴史の証人でした。
どうぞごゆっくり、お休みくださいと、お伝えしたいです。
小峰隆司さん、時代劇を担っていかれた役者さんだったのですね。大変お疲れ様でした。
ご冥福をお祈りいたします。 合掌
名前は知らねど、お顔はしっかり覚えています。
ご冥福をお祈りします。
余談ではありますが、
機会がありましたら『湯煙スナイパー』の池谷のぶえさん、
一度注目してみてください。
初めて彼女のすごさに触れたドラマです。