私が子供の頃の「青春スター」といえば、森田健作さんと、こちら桜木健一さんでした。
『柔道一直線』とか見てましたね~。この番組に触発されて柔道を始めたという子供たちも多かった。オリンピック金メダリスト、斎藤仁選手なども、その御一人だそうな。
あと『刑事くん』とかね。30分番組の刑事ドラマという、ちょっと変わった番組でしたね。とにかく一時期は大変人気のあったスターで、ちょっと天狗になっていた時期もあったようですが、その後イメージチェンジが上手くできずに、30代半ばくらいから苦しい時期が続いたといいます。
その後主な活動の場を舞台に転じ、80年代から90年代頃は、時代劇のチンピラ役で度々お見かけするようになってましたね。
『鬼平犯科帳』の「逢い引き」というエピソードで、人の弱みに付け込んで金をせびるこすっからいチンピラ役で出ていて、最後には刺されて殺されてしまう役なのですが、この役を実に楽し気に伸び伸びと演じていて、青春スターの頃より面白みを感じたものです。
バイプレーヤーに転じてからの方がむしろ生き生きしている。そういうことってあるんですよね。
近年でも様々なドラマや映画に出演されていて、御活躍の御様子。御年70歳だそうですが、流石元青春スター。まだまだお若いです。
これからも末永いご活躍を期待します。頑張って!
『柔道一直線』主人公・一条直也(桜木健一)
昭和の名バイプレイヤー、応援しています頑張ってください👍