今から20数年前に制作された、特撮少女ヒーロー・ドラマ、『有言実行三姉妹(シスターズ)シュシュトリアン』をご存じでしょうか。
私も細かい内容は覚えていないのですがね。確か日曜日の午前10時頃に放送していたと思うのですが、仕事の関係で当時はその時間帯がたまたま空いており、なんとなく見ていたドラマでした。
石ノ森章太郎先生原作で、当時ワハハ本舗に所属していた吹越満さんが「フライドチキン男」というキャラクターで出演しており、その他麿赤児さん、ふせえりさん、柴田理恵さん等々、なかなか面白いメンバーが出ておりました。
そのドラマの主人公、少女三姉妹の次女、月子を演じていたのが、石橋けい(当時、石橋桂)さんでした。
よく覚えていないのですが、なんとなく面白かったことだけは、不思議と残っているドラマでしたね。
シュシュトリアンは東映製作だったのですが、月子がウルトラマンのファンだったという設定で、一度ウルトラマンがゲスト出演したことがあったんです。その時に円谷プロと縁が生まれ、のちに制作された平成ウルトラ三部作、「ウルトラマンティガ」「ウルトラマンダイナ」「ウルトラマンガイア」三作品すべてにレギュラー出演することになります。
中でも特にガイアで演じた女性パイロット、多田野慧は、勝気だけれども、先輩の男性パイロットに恋をする純情を持ち合わせており、なかなか印象的な役でしたね。
左端が石橋けい演じる多田野慧。
そんな経緯がありましたから、私のこの方の印象は10代のころの印象が強い。その後も舞台や映画、ドラマなどにコンスタントに出演しているのですが、20代以降はあまり印象に残っているとは言いがたかった。
それが最近、某クドカン脚本のドラマに出演しているのを発見!意外と10代の頃からの印象とほとんど変わっていなかったのが妙にうれしかった(笑)。
ああ、がんばってたんだなあ、とか思ったら、妙に感動しちゃって(笑)、なんだか古い友達に再開したかのような嬉しさと懐かしさを覚えましたねえ。
不思議なものです、今までだってずっと、ドラマ等にも出てたのに、何故か印象には残らなかった。
それが、ここにきて急に、です。
この方、これから「来る」かもしれませんよ。私は結構、そういうカンは鋭いんです(笑)。
まあ、来ても来なくても、今後の展開が楽しみな役者さんが、また一人増えたな、という感じです。
こういう「再開」、うれしいよねえ。
20年経って「やっぱコスパ」の人になっててびっくり。
こういう方たちのお陰で、映画や演劇、ドラマというものは支えられてる。これもまた、役者の醍醐味。
主役を張るだけが、エライんじゃない。
がんばれ!
良かった、女優辞めてなかったのですね~。
続けることって難しいし、ただやればいいだけじゃないから、本当に大変な努力かもしれないですね。
素敵な顔した大人の女性です。