90年代頃でしたか、テレビの低予算ホラー番組で、「本当にあった怖い話」というのがありましたね。
私、結構この番組が好きで、よく見ていたし、レンタルビデオで借りたりもしていました。
この番組で、脚本と映像技術を担当していた小中千昭氏の提唱した「小中理論」は、90年代以降のJ-ホラーの隆盛に大きく貢献します。
【幽霊は何もせずに、ただボーっと立っているのが一番怖い。】
【霊能者等の特殊能力者は登場させない】
【幽霊目線の画は原則禁止。あくまでも人間の視点から恐怖を描くこと】
等々、この小中理論を踏襲した一連のホラー作品は人気を集め、やがて歴史的傑作ホラーを生むに至ります。
そう「リング」です。
さて、この小中氏、「ウルトラマンティガ」と「ウルトラマンガイア」の脚本も担当しています。
ガイアに至っては、シリーズ構成という、物語全体の流れを統括する重要な役目をになっておりました。
ティガとガイアの両作品、個人的には平成以降のウルトラシリーズの中では最高傑作だと思っています。この2作品において小中氏は、随所にホラー・テイストを織り交ぜながら、最後には「光」が勝つのだということを、高らかに謳い上げています。それは見事という他なく、小中脚本無しに平成ウルトラは語れないと思わせるほどの素晴らしさです。
面白いですね、ホラーといえばどちらかというと「闇」の世界を描くものでしょう。ずっと「闇」を描くことに没頭していた方が、実は「光」を描くことに長けていたという事実。
闇を見続けた者ほど光を知る。光の有難さを識る。
光と闇は表裏一体。この世の事象はすべて相対的。
そんなことを感じますね。
ウルトラマンティガvsキリエロイドⅡ ティガを救う為、人々が「光」を持ち寄る感動的なシーン
ウルトラマンティガvsガタノゾーア 世界中の子供達が「光」となって集結。涙なくしては語れぬ感動の最終話
「闇」というものを知るからこそ、「光」もまた描ける。ホラーに嵌り過ぎるのは考え物だとはいえ、完全否定するのも、また違うような気がします。
ホラーにはホラーなりの、「役割」というものがあるのかもね。
およそこの世に「不必要なもの」は存在しない。
私はそう思う。
ウルトラマンティガ主題歌 V6-Take Me Higher
……まあ、私はもう、ホラーは観ませんけどね、必要ないですから(爆笑)
と言ったのはイギリスのバーナード・ショー。
じゃぁ、ビールは水にはじけるお日様の光!
…ということは、
ふむふむ、酒飲みとウルトラマンティガの間には切っても切れない関係が…
今日も世界の平和のためにお日様の光充填でいっ!
(いや、朝から飲んでませんよ、誓って…)
流石酒飲み!(笑)
だめだよ朝から飲んじゃ。お酒は適量を心がけましょう。
えっ?飲んでない?ホントに~???
みるみる言っていて、ガイアまだ見てません~。
正月に見よう、一気に見てやる~。
まあ、お忙しいでしょうからね。焦らずゆっくり御覧なってくださいね。