途中で観客のインタビューが挿入されているのが邪魔ですが(笑)それでも演奏があまりに素晴らしいので、あえてこのヴァージョンにしました。
ハード・ロックは抑々がブルーズから派生しているというのがよくわかる曲ですね。ていうか、抑々がロックンロールはブルーズから生まれたものであり、そのブルーズへの原点回帰というかたちでブルーズ・ロックなるものが生まれ、アンプ等のP.A類の発達により、そのブルーズ・ロックを大音量で演奏するようになった。エリック・クラプトンのいたバンド、クリームなどがその代表ですね。
そうしてこの、大音量で音を鳴らすブルーズ・ロックから派生したのがレッド・ツェッペリン。ハード・ロックの誕生です。このレッド・ツェッペリンを参考にして、元々クラシックを基調としたアート・ロックの領域にいたディープ・パープルがハード・ロックに参戦したと……。
まあ、軽いうんちくを傾ければそういうことになるわけですが、そんなことはまあ、どうでもよくて、とにかく演奏が素晴らしすぎる!10分と長丁場ですが、じっくりと楽しんでいただきたい。
素晴らしいよ、ホントに。