佐伯泰英原作によるベストセラー小説の映画化、『居眠り磐音』が5月17日より公開されます。
主演の「居眠り磐音」こと坂崎磐音に松坂桃李。その他木村文乃。芳根京子。佐々木蔵之介。西村雅彦。柄本明。中村梅雀など豪華出演陣。
新元号「令和」となってから公開される最初の時代劇映画ということで、なかなか目出度い(?)映画なのですが、
実はこの映画、大変な問題が発生してしまったんです。
つい最近、コカイン使用の容疑で逮捕された「あの方」が、結構重要な役、確か悪役だったと思いますが、で出演していたのです。
公開直前の不祥事に、配給会社の松竹は慌てます。「どうする!お蔵入りにするか!?」
いや、そうはいくまい。
松竹は「その方」の代役に奥田瑛士氏を立て、急遽撮り直しを慣行。なんとか公開日に間に合わせたようです。
「あの方」と奥田氏とでは、年齢も違えばイメージも大分違う。代役としては結構強引だったかもしれませんが、奥田氏は最近時代劇の悪役付いているし、上手い方だからそれなりによくやってくれたでしょう。
なにはともあれ、お蔵入りにしなかった松竹には感謝です。
松坂桃李くんは若手のなかでは好きな役者で、初の時代劇主役ということで、結港楽しみにしているものですから、まあ、良かったということにしておきましょう。
それにしても、「あの方」は本当に馬鹿なことをしたものです。逸材だったのに、
もったいない。残念。
映画『居眠り磐音』予告編。5月17日公開。
ところで5月17日といえばももクロ結成記念日でもあります。
今年の記念日には、5thアルバム、タイトルはズバリ『МOМOIRO CLOVER Z』が発売される日でもあります。
10年という節目を越えて、新たな門出となる11年目の記念すべき日であり、ニュー・アルバムの発売日が、新元号「令和」となった月にかさなるとは、なんと目出度いことか!
ももクロはやはり、
「持って」ますねえ。
さて、同じく5月の25日には、映画「武蔵」が公開されます。
御馴染み宮本武蔵が主人公。今まで描かれてきた武蔵とは違う、より「史実」に近い武蔵を描くということで、随分丹念に調べた上で、物語を構築したようです。
今回特筆すべきは、武蔵のライバル佐々木小次郎です。佐々木小次郎といえば前髪姿の美少年といったイメージで描かれてきましたが、色々調べてみるとそうではないのではないか。実は50歳から70歳くらいの壮年もしくは老年の武士だったのではないかと言われるようになってきた。
その説に則り、今回の小次郎役には松平健さんが抜擢されています。
結構な「大人」の小次郎に最初こそ戸惑いましたが、これはこれで面白いかも。
宮本武蔵(新免武蔵)役には中村善彦。最近テレビドラマなどによく出演しているそうですが、なにせ私はテレビドラマをほとんど観ないもので、寡聞にして存じ上げませんでした。さて、どんな武蔵を見せてくれるものか。
その他出演は水野真紀。清水紘司。原田龍二。遠藤久美子。木之本亮。中原丈雄。半田健人。目黒祐樹。若林豪など。
巌流島の決闘もいままでとは違う描かれ方をするのでしょうな。さて、どんな映画に仕上がっているか、興味はありますが、
はたして、どうなることやら……。
映画『武蔵』予告編。5月25日公開。
5月には『ゴジラ・キング・オブ・モンスター』も公開されるし、元号は変わるし、映画に関しては、なかなか面白い月のようです。
まっ、映画に限らず、楽しく行きましょう。
楽しくね。