荻野洋一 映画等覚書ブログ

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クロアチア 1-1 (PK 1-3) トルコ

2008-06-21 21:58:00 | サッカー
 UEFA EURO 2008、大会14日目。準々決勝2日目。
 トルコが、またやってくれた! 今大会3度目のミラクルは、信じられない驚異だ。終了間際の劇的な同点ゴールは、鳥肌ものだ。

 クロアチア、トルコとも、冷涼な気候のバーゼルとジュネーヴをもっぱら舞台にして戦ってきた。準々決勝、初めて乗り込んだウィーンはもう夏本番の様相。この蒸し暑さと、連戦の疲労が両チーム選手の体力を前半から蝕み、試合は停滞を余儀なくされる。特にトルコは、これまで右サイドバックをつとめてきたハミト・アルトゥントップを、インサイドMFに起用したことが裏目に出、代わりに右サイドを担当したカズムとサブリがあまり機能せず、サイドの攻防は、プラニッチとラキティッチで左サイドを崩してくるクロアチアが完全に優位を保った。しかしそのクロアチアも、絶好の得点機を逸し続け、0-0で今大会初の延長戦へ。

 118分、土壇場で前試合のヒーロー、クラスニッチがゴールをもぎ取り、もうこれでタイムアップだろうと普通は考えるものだが、事がトルコだけに、私は「まだあるぞ!」と叫んでいた。そして、122分。まだ、あったのである。


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