ちかさんの元気日記

辛いことを乗り越えて元気に生きている私“ちかさん”の
涙と怒りと笑いの介護記録。

認知症

2013-06-16 23:42:43 | 日記
二回にわたって行なわれた「認知症」の授業。
一口に認知症といってもその内容はあまりに深く、広く
駆け足で進む授業に追いつかない。
それでも、これはかなり重要な勉強であり、興味深くもある。

おとといの授業では
55歳で若年性アルツハイマーを発症した女性を介護する主人の様子を
DVDで見ることになった。

ご主人の愛情溢れる介護には涙がこぼれそうになったが
それ以上に
55歳で発症したという事実に、私は凍りつく。

55歳。同い年だ。

若年性アルツハイマーを描いた小説(のちに映画化)「明日の記憶」を
読んだときも、主人公が同年代であったため
単なる小説として読めなかった。

「もし自分がああなったら…」
そう思うと恐くて恐くてならなかった。

アルツハイマーは、自分で異変に気づいて受診する人もいるという。

すごい! すごい勇気だ。

普段の生活で、あれ、私どうしちゃったの?
と思うことがある。
なんでこんなことが覚えられないの?
さっき聞いたばかりの話を、どうして忘れちゃうの?

もちろん、いや、恐らく
それは加齢による健忘症に過ぎない。

しかしそれ以上の症状が表れたとき
私は自分から進んで検査を受けに行く勇気があるだろうか。

私の異変に気づいたら、病院に連れて行ってね
と、おっさんに頼んでおくとしよう。

ちなみに、早期であれば進行を遅らせるのに有効な薬があるから
奥さんやお母さんの行動にアレ?と思ったら
早めの検査をお勧めいたします。

現実逃避

2013-06-16 00:37:15 | 日記
ほとほと自分が情けない。
いい年してなんてミーハーな奴かと飽きれかえる。

うたた寝して見た、夢の話。

福山くん(雅治)がいた。
彼と私は、道ならぬ恋に終止符を打とうとしている。
共通の友人の結婚式で会ってしまう二人。
心を揺さぶられながら
互いに、声を掛けられずにいる。

ぐわ~、切ない。切なすぎる。
胸の痛みをどうしていいかわからないまま
母からの電話で現実に引き戻された。

馬鹿か、私は!
ホントにしょ~もない…。

ショボジイを夫に持つ現実から
私はよほど逃避したいと見える。