大晦日は夜勤だった。
18時間働いて、元日。
雲ひとつない晴天の下で
まさに、明けまして夜勤!というわけである。
ウチの高齢者住宅がオープンしてから5回目の正月。
5回の大晦日夜勤のうち4回を、私が受け持った。
といっても、やらされたのではなく、どれも立候補。
毎年正月2日に息子が帰ってくるからその日を休みにするためにー
はじめはそれが目的だった。
今回の目的も同じである。
でも、そうでなくても大晦日夜勤を買って出たいくらい
実は大晦日夜勤が好きになっている。
なんでかって?
だって、こんなに清々しい年明けったらないのだ。
年越しの0時を過ぎてから
オムツ交換やトイレ誘導で利用者さんを訪ねるたびに
「おめでとうございます。お正月ですよ、新年ですよ~!」
と、声をかける。
すると
身体に障害を持つ方も、認知症の方も
すっごくいい笑顔で「おめでとうございます」と応えてくれるのだ。
そして年明け、夜勤明けの朝
食堂に顔を出すと
みんな形ばかりの正月料理を食べながら
ニコニコしている。
夜勤の疲れなんぞ忘れて
一人ひとりに「明けましておめでとうございます」とご挨拶。
さまざまな障害を持つ方も
普段かわいくねーな!と思っている自立の方も
そこは礼節を学んだ高齢者だ。
みんな、それはきちんと挨拶を返してくださる。
清々しい!というほかに、表現できない。
大袈裟に聞こえるだろうが
1年間の穢れた魂が清められて
“いい人”としてリセットしたような気分だ。
大晦日と元日の朝を一人で過ごすおっさんには申し訳ないが
この高齢者住宅で過ごす大晦日の夜勤から
私は1年分の元気をもらっている。
18時間働いて、元日。
雲ひとつない晴天の下で
まさに、明けまして夜勤!というわけである。
ウチの高齢者住宅がオープンしてから5回目の正月。
5回の大晦日夜勤のうち4回を、私が受け持った。
といっても、やらされたのではなく、どれも立候補。
毎年正月2日に息子が帰ってくるからその日を休みにするためにー
はじめはそれが目的だった。
今回の目的も同じである。
でも、そうでなくても大晦日夜勤を買って出たいくらい
実は大晦日夜勤が好きになっている。
なんでかって?
だって、こんなに清々しい年明けったらないのだ。
年越しの0時を過ぎてから
オムツ交換やトイレ誘導で利用者さんを訪ねるたびに
「おめでとうございます。お正月ですよ、新年ですよ~!」
と、声をかける。
すると
身体に障害を持つ方も、認知症の方も
すっごくいい笑顔で「おめでとうございます」と応えてくれるのだ。
そして年明け、夜勤明けの朝
食堂に顔を出すと
みんな形ばかりの正月料理を食べながら
ニコニコしている。
夜勤の疲れなんぞ忘れて
一人ひとりに「明けましておめでとうございます」とご挨拶。
さまざまな障害を持つ方も
普段かわいくねーな!と思っている自立の方も
そこは礼節を学んだ高齢者だ。
みんな、それはきちんと挨拶を返してくださる。
清々しい!というほかに、表現できない。
大袈裟に聞こえるだろうが
1年間の穢れた魂が清められて
“いい人”としてリセットしたような気分だ。
大晦日と元日の朝を一人で過ごすおっさんには申し訳ないが
この高齢者住宅で過ごす大晦日の夜勤から
私は1年分の元気をもらっている。
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