認知症の方にはありがちな話だが
ご飯を食べたことを、すぐに忘れる。
食べることだけが楽しみ!と
ひたすらにその時間を待っておられるのだが
食べてしまったらハイ、それまでよ!
胃に入った食べ物より早く、記憶は消化されてしまうものらしい。
なのに、なぜ?
食べたことは忘れても
彼女たち(特に女性高齢者)が忘れないものがある。
部屋のU字ロックキーだ。
鍵をかけても、預かっている鍵があるから開錠は可能。
自分で玄関まで来られない利用者さんについては
契約時、必要に応じてこちらで開錠することを
ご家族にご了承いただいている。
しかし、U字ロックキーをかけられたら
外からは開けることができない。
お手上げである。
今朝も、事件は起きた。
Sさんを朝食にお誘いしようとしたら
ドアの向こうから弱々しい声が。
「足が、足が痛くて立ち上がれないんです。早くきて!」
慌てて鍵を開けて中に入ろうとしたが
U字ロックキーがガチャッと行く手を阻む。
なんでU字ロックキーをかけちゃったの~~~!!!
いつも、「取られるものはないから鍵は閉めなくてもいいわ」と
鍵さえかけずに出かけているアナタなのに。
結局、Sさんの居室のU字ロックキーを壊して入室。
廊下でへたりこんでいた彼女を無事、救出することができたのだった。
先日来、こんな事件が相次いでいる。
12月にオープンして以来
3件のお宅でU字ロックキーを取り外すこととなったが
明日はSさんのお宅からも、それが消え去ることだろう。
オバアチャマたちよ
ご飯を食べたことは忘れても
なぜ、寝る前の戸締りを忘れない!?
認知症を患う女性高齢者たちの優れた防犯意識が
私の勤める介護現場で大きな問題となっている。
(っていうか、そもそもうちの施設
U字ロックキーなんか要らないんじゃないの?)
ご飯を食べたことを、すぐに忘れる。
食べることだけが楽しみ!と
ひたすらにその時間を待っておられるのだが
食べてしまったらハイ、それまでよ!
胃に入った食べ物より早く、記憶は消化されてしまうものらしい。
なのに、なぜ?
食べたことは忘れても
彼女たち(特に女性高齢者)が忘れないものがある。
部屋のU字ロックキーだ。
鍵をかけても、預かっている鍵があるから開錠は可能。
自分で玄関まで来られない利用者さんについては
契約時、必要に応じてこちらで開錠することを
ご家族にご了承いただいている。
しかし、U字ロックキーをかけられたら
外からは開けることができない。
お手上げである。
今朝も、事件は起きた。
Sさんを朝食にお誘いしようとしたら
ドアの向こうから弱々しい声が。
「足が、足が痛くて立ち上がれないんです。早くきて!」
慌てて鍵を開けて中に入ろうとしたが
U字ロックキーがガチャッと行く手を阻む。
なんでU字ロックキーをかけちゃったの~~~!!!
いつも、「取られるものはないから鍵は閉めなくてもいいわ」と
鍵さえかけずに出かけているアナタなのに。
結局、Sさんの居室のU字ロックキーを壊して入室。
廊下でへたりこんでいた彼女を無事、救出することができたのだった。
先日来、こんな事件が相次いでいる。
12月にオープンして以来
3件のお宅でU字ロックキーを取り外すこととなったが
明日はSさんのお宅からも、それが消え去ることだろう。
オバアチャマたちよ
ご飯を食べたことは忘れても
なぜ、寝る前の戸締りを忘れない!?
認知症を患う女性高齢者たちの優れた防犯意識が
私の勤める介護現場で大きな問題となっている。
(っていうか、そもそもうちの施設
U字ロックキーなんか要らないんじゃないの?)
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