査定でランクアップし、給料UP!
リーダー職に就任して、さらに給料UP!
もひとつおまけに
研究発表会で優秀賞をいただき
5万円GET!
(なぜか私個人にではなく会社に、なのだが)
口の悪い美容師が言った。
「1年分の運を使い果たしちゃったんじゃないの?」
やめてよ、縁起でもない。
しかし確かにラッキー過ぎた今年。
落とし穴がなきゃいいけれど・・・。
なんてことを考えながら1年を締め括ろうとしていたその時
やはり、落とし穴はあった。
突然、右足の裏と甲がパンパンに腫れ上がってしまったのだ。
熱感もあり、足をつくだけで激痛が走る。
とても歩ける状態ではない。
急いで皮膚科を受診すると
これは皮膚科レベルではない。すぐに紹介状を持って
大きな病院の形成外科で診てもらうように、とのこと。
形成外科受診のの結果、病名がわかった。
“粉瘤”だ。
本来なら垢となって剥がれ落ちるべき皮膚の表皮細胞が
皮膚の中に入り込んで形成した袋状のもので
私の場合、そこが膿んで炎症を起こしたらしい。
とにかく膿を出しましょう。
そう言って、美人の女医が容赦なく足の裏にメスを当てる。
麻酔なしの拷問。
髪をかきむしり、ハンカチをくわえて食いしばり
看護師に足を押さえながらの、まさしく拷問だった。
粉瘤そのものを除去したわけではないので
再発の可能性は十分にあるらしいが
ま、とりあえずこれで仕事は休まずに済む。
よかった〜。
言っておくが
この状態でも仕事は1日も休まなかった。
早番・遅番のときは
上司がオムツ用のパッドを重ねて特製サポーターをつくってくれたので
それを足裏に当てて痛みを緩和。
(もちろんそれでも痛みはあったから、ケンケンするように歩いたが)
そして夜勤の時は
なんと、車椅子に乗って建物内を走り回った。
じいさん、ばあさんたちが寝静まった夜の高齢者住宅。
誰もいない廊下を
私の車椅子がシャーッ!シャーッ!と走り抜ける。
足に苦痛を抱えてはいたが
それはそれで、面白い体験だった。
お陰で車椅子の操作もうまくなったし
利用する人の気持ちにもなれたし、ね。
足をぶつけても、ああ、風流、風流…
そういうのが禅の考え方だという。
(なんかで読んだ。間違ってらごめんなさい)
足が腫れても痛んでも、ああ、風流、風流。
お陰で貴重な経験ができました。
お陰でそこ以外は健康でした。
お陰でいい年でした。
ああ風流。ありがとう。
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