２日前の記事で電車が事故で止まってしまった件を書きましたが、その事故が今話題となっている東武東上線ときわ台駅の事故だったのです。
自殺しようと線路内に進入した女性が骨折程度の怪我で助かったのに対し、助けに入った警察官の方が生死をさまよう様な事態になる皮肉な結果になってしまいました。目撃者などの証言によると警察官は女性を助けようと必死だったそうです。警察官としての使命を最後まで果たそうとしたのでしょうが、結末はあまりに残酷過ぎます。
テレビなどでは「勇気ある行動」と称えていますが、助けに入った本人は警察官としての職務を全うしようと、とにかく必死だっただけだと思います。この事故の状況を知って私が感じたことは、この警官の「プロ意識の凄さ」です。最近は教師や警官、公務員などの不祥事が多くなっていますが、こういう立派な人も沢山いると思います。しかも町の交番など身近なところに、このような人が結構いるのではないでしょうか？地位ばかりを求めて、出世以外は頭にないお偉いさんよりも、こういう人の方が人間的には遥かに立派だと思います。
「偉い人」より「立派な人」が増えれば世の中はもっと良くなると思います。
怪我をされた警官の１日も早い回復をお祈りします。
