松井ｖｓ松坂

伝統のヤンキース－レッドソックス戦で松坂が２回目の登板をしました。フェンウェイパークで行なわれた前回は松井（秀）がＤＬ入りしていたため、今回が松井とのメジャー初対決となります。

日本にいたときも松井と松坂の対決は数える程しかなくて、オールスターと日本シリーズのときだけでした。過去の対戦ではオールスターで松井がセンターへホームランをこそ打っていますが、それ以外は松坂に抑えられています。日本シリーズでは３三振、１四球と言った内容で松坂の完勝と言った感じでした。

今回も３度対戦がありましたが、センターフライを２本と１四球に終わり松坂に軍配が上がりました。松坂は松井に対しては投げやすいのか、センターフライとなった２度の打席は何れも簡単にストライクを取って２球で追い込んでしまい、松井にバッティングをさせませんでした。

ただ、２打席目にはノーアウト１、２塁から松井が際どい球を選んで一塁へ歩き、チャンスを広げました。結局、松坂はそのあとに一気に４点を失ったので、今回は完敗とまでは行かなかったと思います。

８回には岡島が登板して松井との対戦が実現しました。松井と岡島は巨人時代はチームメイトでしたので、日本でも全く対戦が無く今回が本当に初対決となりました。この対決も結構楽しみだったのですが、松井が初球を打ってピッチャーゴロに終わってしまい、呆気なく終わってしまいました。もっと駆け引きを見たかったです。

試合はヤンキース投手陣が崩壊して１１－４でレッドソックスが勝ち、松坂が３勝目を挙げました。ヤンキースはアメリカンリーグ東部地区の最下位を独走中です。この両チームの対戦は日本で言う巨人－阪神戦のような伝統の一戦ですが、ちょっと寂しい試合でした。今日はクローザーのリベラが調整登板をしましたが１アウトしか取れずに降板してしまいました。リベラが象徴するようにヤンキースの投手陣はボロボロです。

一方、レッドソックスは松坂、岡島の活躍もあってア・リーグ東部地区の首位を快走中です。打線では甲乙付けがたい両チームですが、投手陣が明暗を分けています。果たしてヤンキースは投手陣を立て直せるのでしょうか？

　

バイオガソリン販売開始

ガソリンにバイオエタノールを３％混合した「バイオガソリン」の販売が首都圏の５０箇所のガソリンスタンドで始まりました。

バイオエタノールとは植物を原料に製造されたアルコールで、主にトウモロコシやサトウキビが使われています。平たく言えばお酒と同じ原理で、植物の糖分を発酵させて出来たアルコール（エタノール）です。

バイオエタノールは原料となる植物が成長の過程でCO２（二酸化炭素）を吸収するため、燃焼の際のCO2の排出量が差し引きでゼロとみなされるので、３％のバイオエタノールが入ったバイオガソリンは普通のガソリンより理論値でCO2の排出量が３％削減することが出来ます。

とは言っても、これは理論値ですので、ガソリンだろうがバイオエタノールだろうがCO2を排出するのには変わりませんから、気休め程度の効果しか見込めないのではないでしょうか？まあ、ガソリンを燃やすよりアルコールを燃やしたほうがクリーンであることは確かですけどね。また、今回は普通のガソリンと同じ価格で販売されるそうですが、実際は普通のガソリンよりバイオガソリンの方がコストは高いそうです。

まずは首都圏で試験販売を行なったあとに、全国に販売を広めて行くそうですですが、何処まで普及するでしょうか？車で走っていて「バイオガソリン」という看板を見たら試しに入れてみたいですね。

　

リニア開業２０２５年目標へ

ＪＲ東海が現在山梨にあるリニア実験線を伸ばして行き、２０２５年を目標に東京ー名古屋間でリニアモーターカーの営業運転を目指すことを発表しました。

現在、山梨にある実験線では世界最高速度の581ｋｍ/ｈを記録しており、実現しましたら東京から名古屋まで約４０分で結ぶことになります。

私が子供の頃はリニアモーターカーなんて言う物は夢の乗り物でしたが、高速ではありませんが愛知地球博のときに開業したリニモなどが既に営業運転を行なっています。そう言えば都営地下鉄の大江戸線もリニアの原理で動いているのです。

東京－名古屋間の高速リニア線が実現したら乗ってみたい気はしますが、料金は高いでしょうね。新幹線の何倍もするようなことではちょっと乗れませんね。それに安全面も心配です。５８０ｋｍ/ｈで事故が起きたら生きていないでしょうから・・・。（まあ、東海道新幹の最高速度２７０ｋｍ/ｈでも同じでしょうが・・・）

安全性やコストの問題をクリアして、普通の人が普通に乗れる交通機関になって欲しいものです。

出世だけが人生ではないでしょう？

財団法人「日本青少年研究所」よる高校生の意欲に関する調査で、日本の高校生は比較したアメリカ、韓国、中国の高校生に比べて「出世意欲」が低いという結果が出たそうです。ここで言う出世意欲とは「偉くなりたい」とか「一流の大学に進学したい！」とか、だそうですが、あくまでも個人的な意見ですが、別に「出世意欲」なんて無くてもいいのではないかと思います。

それよりも重要なのは「目標意識」や「社会道徳観」ではないでしょうか？正直なところ、今の日本で偉いと言われている皆様方を見ていると、人間的に魅力を感じられる人も少ないですし、地位的に「偉い人」の中に「この人は人間的に立派だ！」という人も少ないと思います。それよりも、「人生をどう生きるか？」とか、「人間（社会人）としてどうあるべきか？」という方が重要だと思います。

今の日本を見ていても生活水準は世界でもトップクラスですし、「豊かになりたい！」とか「もっと良い生活をしたい！」とか強く思っている人なんて他の国に比べれば少ないに決まっています。格差が拡大しているとも言われていますが、比較した他の３国に比べれば日本の格差は少ない方だと思います。（こんなことを言うと怒られてしまいそうですが・・・）

何だかんだ言っても日本人って真面目に働いていますし、偉くなくても立派な人は多いですよ！むしろ地位のある人間の方が卑しかったりします。競争と言うものを否定する訳ではありませんが、人を陥れたり、ゴマをすったりして出世して何が面白いのかと思います。

今の日本を支えてるのは、政治家や高級官僚、企業の経営者ではなく、その他大勢の普通の人たちです。

話が逸れましたが、結論として「出世意欲」よりも「目標意識」の方が大事だと思います。

松井がメジャー復帰

ＤＬ（故障者リスト）入りしていた松井（秀）が２３日（現地時間）のデビルレイズ戦で復帰しました。復帰戦でヒットこそ出ませんでしたが、４打席で犠飛による１打点と２四球を選び まずまずの働きをしました。守備でもホームへ好返球（ランナーを刺すことは出来ませんでしたが・・・）を見せるなど、無難にこなしました。

この日は井川が先発しましたが、散々な結果で最後は岩村にツーベースを打たれて、５回途中７失点で降板しました。ヤンキースも敗れて松井の復帰戦を飾ることは出来ませんでした。先日の松坂もそうでしたけど、この日の井川もボールが高くて「打って下さい！」と言わんばかりの投球でした。逆に言うと松坂も井川も状態が悪かっただけですから、コンディションさえ整えて中途半端なコースや高さに投げなければ十分抑えられると思います。

松井も復帰したことですし、次回の松坂のヤンキース戦での登板が楽しみですね！

松井の状態も良さそうですので、これからガンガン打って欲しい物です。まだ、シーズンは始まったばかりですから・・・。

レッドソックス岡島がメジャー初セーブ

今季より松坂と共にレッドソックスへ移籍した岡島がメジャー初セーブを挙げました。今季初の伝統のヤンキース戦は８回表まで２－６とレッドソックスがリードされましたが、８回途中から登板したヤンキースの守護神リベラを見事に攻略して、９回には岡島がコールされました。

レッドソックスは連投の守護神パペルボンを休ませ、岡島にチャンスが巡ってきました。ちょうど、この場面を見ていましたが、逆転した直後ということでフェンウェイパークが異様なムードとなり、鳥肌が立つような場面でした。しかも、ヤンキースの攻撃はジーターから始まる最も怖い打順です。

ところが岡島はこんな場面でも落ち着いて、先頭のジーターをボテボテのセカンドゴロに抑えると、続くアブレイユには際どいところを選ばれフォアボールで歩かせてしまいますが、Ａ．ロッドを真っ向勝負でフルカウントから力の無いセカンドライナーに抑え、最後はシンプソンを三振で仕留めました。本当に見ごたえのある場面でした。

巨人時代の岡島を良く知っていますが、何処となく頼りない感じで、コントロールが定まらずにカウントを悪くして自滅するシーンを良く見ました。ところがその岡島の姿は何処へやら・・・？という感じです。去年は日ハムに移籍して日本一に貢献しましたし、巨人時代の変なプレッシャーから開放されてノビノビとプレーしているように思えます。

松坂ばかりが注目されますが、岡島ここにあり！と言った感じです。

久々の飲み会

今日は旅行で知り合った仲間との飲み会がありました。

学生時代からの仲間が殆どですので２０年の付き合いになりますが、この仲間たちと会うと年齢を忘れてしまいますね。

やっぱり、同じ趣味を持つ仲間との飲み会は幾つになっても楽しいものです。ついつい酒も進んでしまいます。

２０年前と違うのは家族持ちが多くなったことでしょうか？一部には２０年前と変化のない人もいますが・・・。

でも、みんな頑張っているのです。

ですから、たまにはこういう飲み会がとても楽しかったりするのです。

ＧＷまであと１週間

ゴールデン・ウィークまであと１週間となりました。今年のＧＷは暦通りですと４月２８日～30日の３連休と５月３日～６日の４連休に分かれる形となっています。

そんな訳で今年は国内では近場の小旅行が人気のようです。海外旅行も比較的近いところへ行く人が多いようです。飛行機や列車の予約状況も好調だそうです。

ちなみにうちの会社は暦プラス５月１日が休みとなって、５月２日を挟んで４連休が２回となります。我が家でも１泊２日の小旅行を計画中です。

さて、ＧＷと言うと空港や列車の混雑、道路渋滞は付き物ですが、せっかくの旅行ですから混雑で疲れて帰ってくるのも勿体無いと思いませんか？混雑の中でも大丈夫という人は別ですが、ＧＷ中でも工夫次第で混雑を避けることが出来ます。

渋滞や混雑を回避する為に移動する時間帯をずらすのも１つ手段だと思います。例えば朝から出発するのではなく昼頃から出かけてみたり・・・とか、前日の夜に出発して目的地の近くの安いホテルなどに泊まって、翌日はメインの宿に泊まる・・・とかです。最近は１．５泊プランという物もあるので、夜に出発して前日に目的地へ行ってしまうのもいいと思います。

また、列車の移動などでも比較的近い場所でしたら、新幹線や特急を使わずに普通列車に乗るのもお薦めです。時間は掛かりますが普通列車のグリーン車は結構快適で料金も安いのです。

せっかくのお休みですから、楽しく過ごしたいですよね！

井川 メジャーで初勝利

ヤンキースの井川が３度目の先発でインディアンスを６回２失点に抑えて初勝利を挙げました。この日の井川は完璧とまでは行きませんでしたが、制球も安定し要所を抑えました。

初先発こそ散々な結果でしたが、２回目と今回の登板では安定したピッチングを見せて、チームやファンの信頼を取り戻せたのではないしょうか。

松坂ほどの注目は無かったものの日本を代表する左腕ですから、メジャーに行っても この程度のピッチングはすると思いますし、常に試合を作れるピッチャーですから今後も勝ち星を重ねていくと思います。今回のようなピッチングを重ねれば、強力ヤンキース打線の援護もあるので、かなりの勝ち星を上げられると思います。もしかしたら松坂より勝つかも知れませんね。

初登板でノックアウトされた試合の後に「気分が良かったです！」とちょっと「？？？」なコメントをしていましたけど、今回の方がきっと「気分が良かった」でしょうね？

楽天 田中がプロ初勝利

楽天のゴールデンルーキー田中がソフトバンク戦でプロ入り初勝利を挙げました。

そかも、プロ入り初登板のときに２回途中でノックアウトされたソフトバンク打線を２点に抑えての見事な完投勝利です。圧巻は１回に１点を先制された後、無死満塁のピンチを３者連続三振で抑えた投球です。高卒ルーキーとは思えない堂々としたピッチングです。

確かに甲子園では早大に進学した斉藤に負けましたが、このピッチングを見ると田中の方が凄いと思います。斉藤がプロの打者を相手にこんな堂々としたピッチングが出来るでしょうか？

田中効果なのか？今年の楽天は結構しぶといですし、今日のような粘り強いピッチングが出来れば１０勝も夢ではないです。

騒音ばら撒く選挙カー

ニュースなどで統一地方選挙の話題が多く取り上げられていますが、私の住んでいる板橋区でも区議会議員と区長選挙が行なわれます。

街中では選挙カーがよく走っており、大音響で候補者の名前を連呼して、窓から手を振って走っていきます。家の中に居ても結構やかましかったり・・・。近ごろ「マニフェスト」という言葉が取り沙汰されていますが、区議会レベルとなると選挙のやりかたは昔と変わらず、人の迷惑をかえりみず選挙カーで候補者名を連呼するのみです。

選挙の度に以前から感じていたのですが、選挙カーの大音響って迷惑以外の何物でもないと思います。結局、候補者が自らＰＲする目的で街中に騒音をばら撒いて「皆様のために頑張ります！」なんて言っても説得力ないですよね！「自分のために頑張っている」のでしょう？

しかもその騒音は例え学校の近くだろうが 病院の近くだろうが お構いなしで、全く配慮に欠くものです。これは候補者や支援者の自己満足に過ぎませんし、逆にうるさいと思ったら、その候補者には投票しませんよ。

あと、自宅に電話かけて来るのも止めて欲しいです。正直迷惑ですし、そんな非常識な候補者には投票しませんから・・・。

ちょっと愚痴っぽくなりましたね！

娘も５歳に！

今日は娘の誕生日でした。早いもので娘も５歳になり、この４月から幼稚園の年中になりました。１年間幼稚園に行っていた事もあって、大分成長しました。

誕生日と言えば、我が家の定番「ひと本 石田屋」のケーキです。実は私が子供の頃から誕生日と言えば「石田屋のケーキ」でした。

写真の通り昔ながらのケーキですが、これが美味しいのです。トッピングのイチゴも生の新鮮な物を使っています。スポンジ生地の間にもイチゴとバナナがごっそりです。冷凍物や缶詰なんて使いません。

「風林火山」はこれからが面白い

大河ドラマ「風林火山」も３分の１が終わろうとしていますが、実は今までのストーリーの大部分は原作にはない部分で、これからが本編と言うことになります。大河ドラマは１年サイクルですので、どのドラマも初めの方はちょっと時間稼ぎ的部分が多く、殆どの物は正直なところ面白くないのです。初めから見ていると面白くないので途中で見るのを止めてしまうという人が結構居るのではないかと思います。

ここ数年の大河ドラマは全部見ていますが、正直なところ、どれも前半はつまらないのです。個人的な意見ですが、大河ドラマは４月か５月くらいから見始めるのがお薦めですね。原作の「風林火山」には大河ドラマのように勘助の生い立ちなんて全く出てきませんし、物語は晴信（のちの信玄）が父の信虎を追放した後から始まり、浪人であった山本勘助が同じく浪人の青木大膳を騙して、武田の重臣 板垣信方を襲わせて勘助が青木大膳を斬ってしまうところから始まるのです。

そんな訳で、今までの「風林火山」を見ていない方でも、これから見始めても全く問題はありません。上杉謙信が出てくるのも、もう少し先になる思いますし・・・。つまらなくて見るのを止めてしまった方も、これから改めて見始めれば面白いと思います。

ＤＭＶ運行開始

ＪＲ北海道が開発した線路も道路も走れるデュアル・モード・ビークル（ＤＭＶ）と言う車両が今日（１４日）から試験運行を始めました。

試験運行される区間はＪＲ釧網線の浜小清水－藻琴間で往路は線路を復路は国道２４４号を走ります。この試験運行は６月末までの土、日、祝日に行なわれるそうです。その後はルートを変えて更に試験運行が実施される予定です。

地方のローカル線にはレールバスと言う小型のディーゼルカーが存在しますが、これは正に正真正銘の「レールバス」です。釧網線のこの区間はオホーツク海沿いを走る景色の良い区間で、学生時代から何度も利用しているお気に入りの区間です。

国鉄分割民営化後も赤字続きのＪＲ北海道ですが、こう言った試みで効率化をはかり、少しでも赤字が減ればと思います。最近は北海道も車で廻ることが多いのですが、是非一度乗ってみたいです。

イチローvs松坂メジャー初対決

現地時間の１１日ボストンのフェンウェイ・パークで行なわれた。レッドソックス－マリナーズ戦で松坂が先発し、早くもイチローとのメジャー初対決が実現しました。公式戦でのイチローと松坂の対決は2000年以来のことです。この対決は日本人のみならず、アメリカでも注目を集めました。

この試合は日本時間（１２日）の朝８時５分開始予定でしたので、イチローの第一打席をテレビで観戦してから出勤しようと思っていたのですが、試合開始が５分遅れたために生で見る事が出来ませんでした。８時１０分を過ぎては会社に遅刻してしまいますので・・・。残念！

肝心の対決ですが、第一打席はピッチャーゴロで、その後もセンターフライ、三振、セカンドゴロと松坂がイチローを完全に抑えました。帰って来てから、テレビのニュースで見ましたが、実に見応えのある対決だったと思います。

しかし、この日の松坂はイチローに対して集中し過ぎたのでしょうか？２回には城島のツーベースを足がかりに犠牲フライで１点を先制され、５回にもイチローを抑えた直後にベルトレ、ビドロに連続タイムリーを打たれて２点を失いました。そして、城島には第三打席にもツーベースを打たれました。どうやら、日本にいたときから城島を苦手としていたようです。

結局、マリナーズの先発ヘルナンデスがレッドソックスを完璧に抑えて、０－３でマリナーズが勝って、松坂にはメジャー初黒星がつきました。松坂としても満足いくピッチングでは無かったと思いますが、７回３失点なら悪くないと思います。先発投手としては合格点だと思います。自慢の打線が１安打では、例え松坂が凄いピッチングをしたとしても勝てませんよ！

そもそも、松坂というピッチャーはここ一番では凄いピッチングを見せるのですけど、変なところで打たれるクセがありますから、２、３点は取られます。もし、このクセが無くなったら、手が付けられないピッチャーになると思いますが・・・。