日本PKに散る！

本当に残念です！

ベスト８を賭けたパラグアイ戦は延長でも決着がつかず、惜しくもPKで敗れました。大会前のどん底の状態からすれば、W杯のベスト１６は奇跡に近い素晴らしい結果ですが、ここまで来ると逆に本当に悔しいです。この試合でも全員で良く守り抜きました。Ｗ杯４試合で２失点と言うのは本当に素晴らしいと思います。

ただ、この試合では南米の選手特有の巧さにやられて、ルーズボールの殆どをマイボールに出来ず、終始苦しい展開となりました。また、グループリーグの３試合を走り抜いたせいか、中盤の選手のコンディションが悪く、中盤でボールをキープ出来ず、思うように攻められませんでした。日本の特徴である早いパス回しが見られず、得点の予感が感じられなかったです。

後半３０分過ぎには阿部を外して中村憲剛を投入して、点を取りに行きましたが、駄目でした。選手たちも精一杯戦ってくれたと思いますが、攻撃面では大きな課題が残りました。

Ｗ杯前の迷走岡田采配は影を潜めて、ある程度、納得の出来る采配だったと思いますが、ただ１つ、点の欲しい場面で森本を投入して欲しかったです。コンディションが良くなかったのかもしれませんが、今回の日本代表ＦＷの中では、唯一海外でプレーしている選手ですし、テクニックを持っている選手ですので、森本のプレーを見ることが出来なかったのは残念でなりません。個人的には森本を出して引き分けなら諦めがついたのですが・・・。

ＰＫまで縺れてしまえば、正直、勝敗は運でしかないと思いますので、ＰＫになる前に勝負をつけられなかったことが全てだと思います。駒野自身はＰＫを外してしまったことに責任を感じているようですが、それまでのチームへの貢献度を考えると、だれも彼を責めることなんて出来ません。

ベスト４の目標は次回のブラジル大会まで持越しです。

松井メジャー通算１５０号

６月６日（現地時間）のマリナーズ戦で９号ホームランを打って以来、メジャー通算１４９本で足踏みしていましたが、とうとう出ました。

ロッキーズ戦の１回裏、無死満塁の３ボールからの４球目を振りぬくとセンターのフェンスを越えて行き、記念の１５０号はグランドスラムとなりました。節目の１５０号が満塁弾というところが実に松井らしいです！

このホームランも松井にとっては、通過点の１つに過ぎないと思いますので、２００本、２５０本、出来れば３００本をクリアするくらいまで頑張って欲しいのですが・・・。

先ずは今シーズンは４０本！夏に強い松井なら、これからホームラン量産で不可能ではない数字です。

日本決勝トーナメント進出！

びっくりです！決勝トーナメントを賭けたデンマーク戦は厳しい試合になると思いましたが、３－１で見事に勝ちました。

先制の本田のフリーキックは凄かったです！遠藤のフリーキックも流石と言ったところです。今大会は標高とボール関係で全体的にフリーキックによる得点が少なかったのですが、この試合では、そのフリーキックで２点を取りました。

選手たちも、みんな落ち着いて戦っていました。W杯に入って一戦ごとに進化しています。大会前はどうなることやら？と思っていましたが、本当に良い意味で期待を裏切ってくれました。

次はF組１位のパラグアイとの対戦となりますが、南米の強豪をどのように攻略するのか、期待したいです。

オランダに惜敗！

善戦はしたものの負けてしまいました。

オランダの攻撃を凌いで、前半を０－０で折り返しましたが、後半８分の日本ゴール前の攻防でスナイダーをフリーにしてしまい、強烈なミドルシュートを打たれてしまいました。流石の川島も触るのが精一杯で無常にもゴールに突き刺さってしまいました。

その後は中村俊輔、岡崎、玉田を次々に投入して果敢に攻めましたが、奇跡は起こりませんでした。終了間際には決定的な場面がありましたが、岡崎のシュートがクロスバーの上を越えて行きました。難しい体勢でしたが、何とか枠に入れて欲しかったです。

個人的には森本を見たかったです。もしかしたら森本ならゴールを演出してくれたかも知れません。岡崎と玉田が投入される際に思わず「森本使えよ！（怒）」と叫んでしまいました。

ポジティブに考えれば、この負けは想定内だと思いますし、初戦のカメルーン戦よりも状態も良くなっていると思いますので、デンマーク戦に繋がるパフォーマンスだったと思います。負けは負けでも、オランダ相手に１失点で終われたことが、得失点差の争いのなったときになったときに大きく物を言うことになりますので・・・。

デンマーク戦にも大いに期待したいです。日本時間の午前３時半からですので、寝不足になりそうです！

カメルーン戦に勝利！

いや～、びっくりしました！

夜も遅かったので、前半だけ見て諦めて寝ようと思っていたのですが、格上のカメルーンに見事勝ちました。

前半の３９分に松井のクロスを本田が落ち着いて決めた１点を守り切りました。最後の２０分は防戦一方でしたが、チーム一丸で対応しました。W杯前のゴタゴタでカメルーンがチームとして崩壊していたのも、日本にとっては幸運でした。

迷走を続けていた岡田采配も、この試合では見事に的中しました。交代選手の人選や投入時期なども的確でした。追い詰められて苦し紛れの采配がやっと当たったと言う感じですが、兎にも角にも本当に良かったです！

ただ、この試合も手放しで喜べるような完璧な勝利ではないような気がします。決定的な場面は先制点を取ったときと、後半の長谷部のミドルシュートのときくらいで、殆どチャンスらしいチャンスを作れませんでしたし、守備面でも終盤はマークが甘くなっていました。

カメルーン戦は日本の選手たちの頑張りとカメルーンの状態の悪さが重なって、運良く勝つことが出来ましたが、オランダやデンマークで通用するかどうかは正直なところ分かりません。今回使用されているボールはキーパー泣かせのボールですので、多くのシュートを打って欲しいです。シュートを打てば何が起こるか分からないボールですから・・・。

あと２試合、何とか粘って下馬評を覆すグループリーグ突破と言う結果を出して欲しいです。

闘莉王がドログバ破壊

闘莉王がとんでもないことをやってくれました。Ｗ杯前のコートジボワールとの最終戦で闘莉王が相手のエース ドログバと接触して腕を骨折させてしまいました。おまけに２戦連続のオウンゴールのおまけ付きです！

故意ではないとは言え、あの跳び蹴りはないでしょう！日本人の１人として、ドログバ選手とコートジボワールの皆さんに心よりお詫び申し上げます。許して貰えるとは思いませんが、本当に申し訳ないと思います。

前回のＷ杯前にはドイツに加地が壊されましたが、それとは比べものにならない大失態です。闘莉王は気持ちの入ったプレーをする選手ですが、それが空回りすることが多い気がします。

故障の箇所が腕なので、ドログバ選手がＷ杯本戦に出場できることを心よりお祈りします。重ね重ね本当にすみません。