香酢風味の麻婆トマト

ヨーロッパでは、「トマトが赤くなると医者が青くなる」と言われています

『トマト』の赤い色の成分はβカロチンとリコピンという色素です
どちらも抗酸化作用がありますが、リコピンはβカロチンの２倍、
ビタミンＥの１００倍にもなります
リコピンの強力な抗酸化作用は、活性酸素を消去することで、
生活習慣病の予防や老化を抑制する効果があります
リコピンは油に溶けやすく、熱に強いので、油と一緒にとると吸収がよくなります

『トマト』の酸味は、クエン酸やリンゴ酸などの有機酸で、
疲労を回復して夏バテ防止に効果があります
毛細血管を強くするケルセチンや、血液をサラサラにするピラジンを含むので、
動脈硬化の予防になります
ビタミンＣも豊富なので、美肌効果もあります

宮城県産の　『松島とまと』　と　『宮城野エルポーク』　を使って、
　香酢風味の麻婆トマト　　を作りました。
『鎮江香酢』を利かせてさっぱりと仕上げました。


【材　料】　２人分
トマト　　　　　　　　２個
ひき肉　　　　　　１００ｇ
ねぎ　　　　　　　　１/２本
ごま油　　　　　　　大さじ１
豆板醤　　　　　　　小さじ１
［Ａ］
おろしにんにく　　　１/２片
鎮江香酢　　　　　　大さじ１
オイスターソース　　大さじ１
塩、こしょう　　　　　各少々
片栗粉　　　　　　　小さじ１
水　　　　　　　　　小さじ１

【作り方】
１） トマトは皮を湯むきし、横半分に切って種を取り除き、大きめの角切りにする。
２） ねぎは粗みじん切りにする。
３） ［Ａ］を混ぜ合わせておく。
４） フライパンにごま油を熱し、ひき肉をポロポロになるまで炒める。
５） ４）に豆板醤、ねぎ、トマトを加えて炒める。
６） ５）に３）を加えて混ぜ、トロミがついたら器に盛る。


　　　　　from　かおりん