小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原市内にある全ての天然記念物を巡ってみようと始めた天然記念物巡りの24ヶ所目は早川にある紀伊神社の社叢に出かけた。紀伊神社は早川地区の西側に位置して周辺の丘陵地から林が続いていて一帯の社叢が天然記念物に指定されている。小田原市早川の紀伊神社は早川地区の鎮守で、古くから木工関係者の信仰を集める神社。入口の鳥居をくぐり、東海道線の下を通り拝殿に続く石段へ。石段をのぼり紀伊神社の拝殿前へ。丘陵地に建立されているので拝殿前の広場は一段下がった場所にある。周囲は天然記念物に指定されている社叢だけあって鬱蒼とした緑で囲まれている。紀伊神社の社叢は拝殿南西側の残存自然林と境内に植栽された樹木とが渾然一体となって形成されている。主だった樹木はクスノキ、タブノキ、ケヤキ、イヌビワ、スギ、サワラなど。昭和56年3月30日に小田原市の天然記念物に指定された。紀伊神社の社叢の中でも特に目立つのが拝殿前の西側にあるクスノキ。市内最大級の老木で神木として祀られている。根元はかなり太くて迫力のある樹形。紀伊神社の社叢は鬱蒼としていて、薄暗い中に建つ神社とも相まってなんとも深閑とした雰囲気だった。

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