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小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



秋から冬にかけて鴨などの水鳥が酒匂川に飛来してきて水辺で羽を休めている姿を見かける。先日、酒匂川沿いをランニング中にこの周辺ではあまり見かけることのないハクチョウが川岸にいるのを発見した。ハクチョウを初めて見かけたのは11月12日の朝のランニング途中。場所は小田原ドライビングスクール横の酒匂川右岸の川岸。この写真を撮影したのは11月16日の朝で、近所では話題になっているようで見物人が何人かいた。飛来してきたハクチョウの種類はコブハクチョウで、この近辺だと山中湖や河口湖に生息していて餌付けされている。酒匂川に飛来してきたハクチョウも餌付けされていたようで人が近づいても逃げるどころか近づいてきた。さらに近づいてきて突っつかれた瞬間をタイミング良く撮影。ハクチョウは結構大きいので間近で見ると迫力がある。湖や皇居のお堀を泳いでいるハクチョウは優雅に感じるが、酒匂川に居着いているハクチョウは少しふてぶてしい。護岸には餌やり禁止の貼り紙があるが、近くの住民が餌を与えているのを何度か見かけているのでしばらくは居着くのかもしれない。

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酒匂川河口は大雨や台風によりたえず海との合流部の場所が変化している。数年前のアザラシ騒動の際には酒匂川河口は東側に大きく迂回して海へ合流していたが、今年の梅雨明け頃に久しぶりに訪れると河口は西側へ移動していた。昨日改めて酒匂川河口へ。まずは左岸側から河口を撮影。アザラシ騒動の前後数年間は東側に迂回してから海へと合流していた酒匂川の印象が強いので、現在の河口の形状は少し違和感を感じる。しかし、帰宅後に年代ごとの空中写真で酒匂川の河口付近を調べると西側に迂回している年が多かった。海と酒匂川との間には砂が体積していて砂州のようになっている。波が穏やかだとその上を歩いて海との合流部分へ行くことができる。河口中央部分から西湘大橋方面を撮影。数年前に河川工事が行われまっすぐ海と合流するための工事が行われてたが土砂が体積してしまい河口は西側へ移動。酒匂川側の岸部には雑多なものが漂着しているが、その中でも目につくのがゴルフボール。そのほか空き缶類も多い。海と酒匂川との間の砂州を150mほど歩き海との合流地点へ。飯泉取水堰あたりの川幅を思い浮かべると合流地点の川幅はずいぶんと狭く見える。砂州を引き返して右岸側へ移動。左岸側から酒匂橋を渡り右岸側へ。右岸側は大きく削られていて以前と比べるとかなり風景が変化している。増水時の流れによって削られた海岸の高低差は大きなところで4mくらい。今年に入ってからの増水で削られたようで断面は所々鋭角な部分がある。右岸側の海との合流部分へ。今年の夏は晴天続きで当分は雨の予報がないが、河川敷が冠水するような大雨が降ったら河口の形状が変わりそうだ。今年の年末にはどのようになっていることだろう。

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それほど植物に詳しくないので花や花木の名に疎いが、少し変わった花をつけるネムノキは10年ほど前にその名を知った花木。昨日、ランニング途中に開成町の酒匂川サイクリングコース沿いを走っていると土手のネムノキが花を咲かせていた。開成水辺スポーツ公園の土手の真ん中あたりに枝ぶりの良いネムノキが数本ある。小田原周辺でもネムノキは何本か見かけるが、開成水辺スポーツ公園のネムノキが一番の大きさではないかと思う。開成水辺スポーツ公園のネムノキは、土手の真ん中あたりに根を張っているのでサイクリングコース上を覆うように枝が広がり花を近くで見ることが出来る。昨日の段階では、満開を少し過ぎたくらいの開花状況だった。ネムノキの花は綿毛のような変わった形で色はピンクから白のグラデーションで少しけばけばしい。ネムノキの開花時期は梅雨時に重なるので、良い条件で写真を撮るのが難しい。開成水辺スポーツ公園のネムノキを満開かつ晴天の条件で写真を撮ってみたいが今年も叶わず。来年、開成町に紫陽花を撮影に出かける機会に、開成水辺スポーツ公園のネムノキにも立ち寄りたい。

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空梅雨だった影響で神奈川県内にある水源のダムの貯水率は70%を下回り、夏の水不足が懸念されている。現段階で相模川水系の取水に支障が出始めているため、約5%ほどの取水を酒匂川水系に振替えが行われているが、酒匂川水系も例年に比べ流量が少なく支流の川音川は干上がってしまった。 7月23日の午前、新松田駅へ向かう途中に川音川に架かる文久橋を通過。橋の上から川を見下ろすと干上がっていてびっくり。土手に自転車を停めて河原へと下りる。川音川は夏場に干上がることがあると聞いたことがあったが、初めて目にした。以前、鮎釣りに熱中していた頃はこの川音川でも何度が釣りをしたことがあったが、梅雨明け後のこの時季は結構流量があったように記憶している。普段は歩くことが困難な川底に足を踏み入れる。立花学園周辺の川底部分は岩が少なくて砂利の部分が多い。川の流れが無くなるとずいぶんと荒涼とした風景に見える。川底部分に何か珍しいものでも堆積していないかと探索していたら、古い飲料水の空き缶が半分ほど砂利に埋もれていた。懐かしいサントリーエードの空き缶で汚れと錆がひどくて製造年月は確認出来なかった。干上がってからだいぶ時間が経過しているようで魚の死骸も見つからず、川底部分はカラカラに乾いていた。この暑い季節に干上がった川の風景を目にすると一層暑く感じるので、普段通りの流れの川音川に戻ってもらいたい。

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小田原でキウイフルーツの栽培が始まったのは1970年代からで価格の暴落した蜜柑の代替作物として農家へ普及していった。市内で見かけるキウイフルーツは棚仕立てになっているが早川の農道沿いには半ば野生化したキウイフルーツの木がある。小田原市早川の石垣山農道。農道沿いには柑橘系の畑が多いが、所々耕作放棄地になっている場所がある。写真左側の木々が生い茂る場所もおそらく耕作放棄地のようだが、そこに大きなキウイフルーツの木が植えられている。通常目にするのは2mくらいの高さの棚仕立てのキウイフルーツ畑だが、このキウイフルーツは高さが10mくらいある。つる性の植物なので幹や枝は細いが高さがあるのでなかなか見事。石垣山農道はランニングのコースなので以前からこのキウイフルーツの木を把握していたが、先日通りかかると小ぶりな果実がたくさんなっていた。剪定も摘果も行われていないのであまり大きくはなりそうもないが、11月くらいまではまだ大きくなりそうなので今後もランニングで通る際には生育具合をチェックしたい。

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