長篠落武者日記

長篠の落武者となった城オタクによるブログです。

第2回 極寒の山城水鉄砲合戦 in 設楽城

2017年12月11日 | 極寒の水鉄砲合戦
極寒の山城水鉄砲合戦 in 設楽城の第2回大会が開催されました。

※開始前。静かな闘志が漲る。


※こういう人もいる。

15分の戦いを4回戦行うパターン。
攻め手と守り手を同数程度の場合、当然守り手が圧倒的に有利となることを第1回戦で体感していただく。


※まずは飛距離の確認から。

第2回戦以降は、皆さん地形の状況がわかり、お互い初顔合わせの人達も徐々に慣れてきて動きもよくなる。

※この臨場感あふれる走り!!

通信機器の無い中、お互いがどこをどのように動いているかわからない攻め手側に対し、守り手側は相手側が丸見えのため指示者がいると連携プレーが取りやすく、第2回戦は守り手側が2倍の攻め手側を全滅させました。守り手側には死者なしの完勝でした。


徐々に戦いに慣れるにつれ、反省点を活かした作戦タイムが長くなる。

※開かれる作戦会議。中々終わらない。笑。

単独では城郭施設をうまく使う守り手にやられてしまうので、連携プレーを攻め手側が重視し始める。


今年から水鉄砲をより戦国時代の戦闘に近づけるため、押出式の水鉄砲に統一しました。そのため、一回にかかる水の量がハンパない!
しかし、連射が効かない、水が近くにないといけない、ということで、かえってゲーム性が高くなりました。
特に、水の手を断つことが重要となるため、相手側のバケツを奪う・倒す人達が増え、白熱して転倒者も続出。


とどめを刺される人達。


あと、きっと昔の戦場にもいたと思われる事態が。
帽子に金魚すくいのポイを付けていたところ、帽子が取れてしまい取りに戻ったところを一斉に攻撃され無念の戦死。



何か大事なものを落として気が逸れた瞬間を狙われた人って、きっといたんだろうな、と、想像してしまう。

回り込む攻め手機動部隊のうち、守り手の気をそらすため陽動作戦をしていた人が終戦に気づかず帰還兵として帰ってくるパターンも発生。ちなみにこの時は攻め手が勝利でした。


城内を見られないうちは守備側が強く、一人で3人をくぎ付けにできる。これは城機能の強さの証明ですね。


城内に入られると建物が攻め手側にとっても有利に働く場面が発生します。また、通信機器がないため連携がわからず守備側1名で2方面に睨みを利かせることも可能。にらみ合いが続くのも面白い。




しかし、一度突破され、特に守備側の人数が1名でも欠けると連携できずに途端に守備側が苦境に陥る。
もはや白兵戦の様相に。



第4戦は大将が逃げ回ることを可能にしたところ、大将以外の守備側が全て戦死。
大将は城を捨て脱出したところ、落武者狩りイベントが発生。
自決有ルールにしましたが、逃げるところを追い詰められて結果撃たれ死亡。

※背中はびたびたです。


※勝利の雄たけびを上げる。

何にせよ、今年も寒い中、皆さん大立ち回りをされていました。
そしてこの試合、見てるだけでも、すごく楽しいことがわかりました。


まだまだイベントとしては試験段階なので至らない点も多かったかと思いますが、御参加いただいた皆様ありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。

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