入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’21年「冬」(35)

2021年12月15日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 明日から天気が崩れるということで、きょう上にいってきた。この写真が、オオダオ(芝平峠)から芝平へ下る山道の現状。通行止めの馬はこの他に、芝平の集落を通って来た場合、第2堰堤を超えた所にも置かれていた。通るか否かは難しい判断になるが、それから先は少なくも行政の支援は受けられないものと覚悟すべきだ。
 峠手前の崩落した土砂は片付けられていたが、やはり上から無理して下ろうとした車が泥にはまり動けなくなったと、ちょうど崩落状況を見に来ていた顔見知りの行政関係者T氏が教えてくれた。茅野方面から山道を来ての災難だろうが、夜道を歩いて下るしかなかったはずで、がさぞかし心細い思いをしたに違いない。
 峠から上は完全に通行止めにすることもできるはずだが、それでも雪で閉ざされてしまうまでは林業関係者や鉄砲撃ちの人たちが入るから、悩ましくも行政としてはあの程度の通行止めにしておくしかないのだと分かる。
 前回と同様、峠から1キロほど先からは雪道となって、車の轍もかなり増えていた。その中には運転が乱暴なだけでなく下手糞な輩もいたようで、結構荒れている所もあった。やはり雪道に不慣れな人たちは通行を控えるべきだと言うしかない。
 ついでにもう一言すれば、千代田湖から枯木の頭へ行く道はこれからは避けた方が賢明だ。あそこも湖を過ぎた先の所で通行止めになっているが、無理して行けば凍結した舗装路が待っていたり、路面に雪が残っていたりして危険この上ない。ブレーキもハンドルも効かず、「頭」から半分以上を後ろ向きになって下るというヒドイ目に遭ったことがある。

 上は変わりなかった。小屋に近付いた人も車もなく、取水場の水は力強い勢いで流れ出ていた。今度上に行くのは年末になるかも知れないが、年越しは誰も来なければ孤独(ひとり)すき焼きでもする。元旦は雑煮、二日は山形村の山芋を使ったとろろ汁、となれば出汁は下で用意し、料理は重箱となるのか。貰い物だが冷凍したマツタケやウナギもあるし、越年を上で一人でしたことは何度もある。里にいてもどうせ一人だから、ならば上の方がいい。
 え、誘っているのかって、そんなことはないでござる。人は気が変わるのでござるから、期待して来たら何もなかったりして、クク。
 本日はこの辺で。
コメント
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