入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’21年「冬」(30)

2021年12月08日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など

Photo by Ume氏

 もう殆ど柿の実はないはずだが、まだ椋鳥の飛来は止まない。代わるがわる数羽が飛んできて、しばらくの間、食べ残しはないかと漁っている。きょうはカラスも1羽来ている。椋鳥と比べると大きくて不気味だが、遠慮して分け前に預かろうとしていない。カラスの方が強そうだから、それも不思議だ。
 そういえば、上でも鹿の殺処分を終えるとどこからともなくカラスが来るが、タカやハヤブサなどの猛禽類が先に来ていた場合は遠く離れた木の上や、上空を旋回しながら順番を待つようだ。鹿の捕獲はそうしょっちゅうのことではないにしても、カラスは銃声を聞けば逃げるのではなく、餌にありつける合図だと勝手に学習したかも知れない。そう疑いたくなるほどだ。
 もちろんカラスなどが椋鳥のように群れをなして来られたら、たまらない。カラスよりマシな椋鳥はきょうで柿の実は残らず腹の中に納めてしまうだろう。これも、もしかだが、柿の実は毎年豊作とはいかないと聞いているが、昨年も今年もよく生った。これを椋鳥のお蔭だと思うべきだろうか。





 牧場にあるキャンプ場の管理も兼ねているのに「グランピング」の意味を知らずにいた。どうも普通のキャンプ場よりか設備が贅沢とかいうことのようだが、そう考えても思い当たる横文字が頭に浮かんでこない。あえて知ろうともしないでいたら、偶々その意味を知ることになった。何とまたしてもヘンテコリンな造語、「glamorous」と「camping」を一緒くたにしたのだという。呆れた。こんな言葉を誰が言い出したのだろう。関連する雑誌か。
 荷車が軽トラに変わったように、快適と便利が文明の原動力だから、キャンプもさらにもっとluxurious(豪華)になるのだろう、焚火や星空への憧れは変わらずとも。
 
 明日は上に行こうと考えている。本日はこの辺で。
 
 
 
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