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入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

    ’18年「夏」(9)

2018年07月09日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 ようやく、牛たちはこの場所「舞台」を覚えたらしい。歴代の牛たちが好む場所だが、ここに落ち着くまでに1ヶ月近くをかけた。
 きょう午前中は、伊那の観光協会が来るというので、昨日に続きキャンプ場の草刈りをしながら待った。そして昼、早稲田中学が来た。両者ともテイ沢行きの件だった。観光協会は時間がないというので立ち話で終わってしまい、いささか拍子抜けした。
 
 午後は引き続き第1牧区の電牧下の草刈り。今日やった場所は足場が悪いだけでなく岩も所々にあり、嫌な場所だ。緊張した。岩に気付かずに草刈り機の刃が当ると、その感触は口中で食べ物と一緒に石粒を噛んだ時のような不快感がある。それに加えて、クマササの中にはやたら虫がいて、顔や手をかなり刺された。どうも今年は異常に虫がいる。
 本日は花でなく山蕗を、親の仇ででもあるかのように滅多切りにした。北原のお師匠の好物であることは知っていたが、それだけを別扱いする余裕などなく、とにかく予定していた分を一時も早く終わらせることだけを考え、狂ったように草刈りに専念した。



 草と、蚊だかアブとの格闘を終えてから、いつものように牛のご機嫌伺いに向かった。最初は雷電様に行ってみたが牛はいなかった。それから御所平に下った。そこにも牛の姿がない。車だといったん引き返し、塩場まで上がり、それから舞台の方へ再び下っていくのだが、それをしないで歩くことにした。体力的には車の方が楽なはずだが、北条氏の残党も飲んだかも知れない沢に下り、そこから湿地帯を登っていった。そしたら、今年はまだかと思ったアザミの花が咲いていた。

 予約はお早めに。FAXでも予約や問い合わせに対応できるようになりました。ご利用ください。 入笠牧場の営業案内は「入笠牧場の山小屋&キャンプ場(1)」
「同(2)」をご覧ください。



 
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