入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

   ’18年「夏」 (1)

2018年07月01日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 管理棟から空を眺めて、これが本当に梅雨明けの空かと疑った。そして、第1牧区へ上がっていってようやく、大きな青い空に、これなら本格的な夏の到来を信じてもよさそうだと思って、夏雲の湧く遠くの山並みにしばらく見入った。きょうから7月。

 写真は、下界の暑さを忘れて寛ぐI君たち4名。このくらいゆったりとした雰囲気で野営(キャンプ)を楽しんでもらえれば、来てくれた甲斐もあるだろうと思う。できれば連泊して、ここでは人のいない静かな森や渓流を、歩いて欲しい。うってつけの古道や林道があるのだから、しっかり地図を見て、個性のある山旅を体験してほしい。
 運が良ければ、露天風呂から眺める星空も、忘れられない思い出になるだろう。





 塩場からそれほど遠くない4等三角点の丘の近くに、牛たちが1群になって草を食んでいた。クラクションを鳴らし、さらに笛を吹いたらしばらくこっちを窺ってから、そのうち写真のように一斉に走ってきた。そして、塩鉢の塩をなめ始めた。さんざん"お仕え″したから、人や車への警戒心はほぼなくなっていたが、約半月で調教の効果が徐々に出ていたことになる。一安堵だ。これで秋風の吹くころまで、仲良くやっていける。もちろんペットではない、大切な預かり物だけれど、やはりそういう気持ちにもなる。いい風景に牛の群れ、牧場は本日をもって巡行運転に入る。

 梅雨が明けたそうです。予約はお早めに。FAXでも予約や問い合わせに対応できるようになりました。ご利用ください。 入笠牧場の営業案内は「入笠牧場の山小屋&キャンプ場(1)」
「同(2)」をご覧ください。


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