いい天気だ。12時30分現在の気温が24度C、もしかすれば25度を超えるかも知れない。そうなれば、今夏の最高気温を記録することになるだろう。しかし、こういう気象状態をどういうふうに説明するのか、山際は中アも北アもはっきりとは見えず、その薄い靄のようなものは美ヶ原の広大な台形の上部まで隠している。盛夏から晩夏にかけての午後、雷雲が発生するときをふと連想した。
以前、友人に「コンビニの弁当と握り飯を食えて、ようやく一人前の肉体労働者じゃ」と嘯(うそぶ)いたら、愚かなことを言うでないとたしなめられた。同じようなことを別な人にも言われたが、それは愛情がなく、「落石雪崩注意」の警告のように聞こえた。ともかく、しばらくコンビニ店の弁当に頼りすぎ、そして一昨夜は上だったから、栄養状態に問題が生じたのかも分からない。いつになく疲労感を感ずるようになった。味よりも栄養主体の弁当を自作してきたが、それはあくまで一時的かつ気分的なことで、これで元気が戻るわけではないことは分かっている。
栄養不足の管理人が、塩分不足の牛たちに、日課となった塩の給仕に行ってきた。牛はきょうも牧草地でなく、日陰の濃いモミや落葉松、白樺の林の中にいた。コウ塩はそれなりに重量があるし、2本の木の間に置けば引っくり返さないだろうと思ったが、甘かった。作業道で〝性悪″の伐採に汗を流していた間に、コウ塩は引っ張り出され、容器は別の木の根元に転がっていた。調教には程遠いが、それっでも一応塩の味は分かってきたようだ。
(「性悪」とはコナシの木のこと。枝打ちでも大変なのに、幹ごととなると疲労ばかりか、かなり血圧を上げてしまう)。
T石さん、予約確かに受けました。観測条件が良ければ望遠鏡(タカハシ製100ミリ屈折望遠鏡)も出します。土星の環ぐらい見ることができるでしょう。
午後、大型の罠を調整していたら、こんな好天に誘われたのだろう、孫娘のMさんの運転する車で北原のお師匠がお出でなすった。
ボツボツ予約が入り始めました。お早めに。FAXでも予約や問い合わせに対応できるようになりました。ご利用ください。 入笠牧場の営業案内は「入笠牧場の山小屋&キャンプ場(1)」
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