「ウォーキング三昧」in 滋賀

「ウォーキング三昧」は2013年3月以来発信して来ましたが2019年5月1日、「スローライフ滋賀」に移行しました。

戦争遺跡 東京湾要塞 南房総「大房岬砲台跡」散策(1)

2013年11月04日 06時00分00秒 | 戦争遺跡
↑大房第2砲塔跡(口径20センチカノン砲)
11月3日(日)の午前、南房総市大房岬にあった「大房岬砲台跡」を訪ねた。
大房岬は南房総国定公園の一部となっており一帯は「房総の魅力の500選」にも選ばれたレクレーションの場所となっている。
大房砲台は1928(昭和3)年から建設が始まり4年の歳月を掛け完成された。砲台は巡洋艦「鞍馬」の45口径20センチ砲が大房岬の先端部に2基(4門)設置され、砲身だけで120トンもあったと言われる。また砲塔の鋼板は30センチで総重量420トンもあったようだ。
こんな大きな砲台跡を求めて大房岬に赴いた。砲台跡は砲台の部分だけレンガで覆われていたがその大きさは直径7-8mくらいである。砲台後方の雑木林の中に頑丈なコンクリート造りの「地下弾薬庫跡」が残っている。。
砲台跡から300mのところにコンクリートの「観測所」があるとされていた。観測所は砲台の射撃指揮所で戦後米軍により爆破されたと言われており、今もその当時のコンクリート片が散乱しているとのことであったが場所が特定できず結局みつけることはできなかった。
その他の施設は続編に続く。

大房岬自然公園のサイトは以下の通り。
http://taibusa-misaki.jp/

以下の写真は原画より画素数を落としています。(小さな写真はクリックすれば大きくなります)


↑大房岬から見る内房の湾

↑運動園地付近のところにあった「小発電所」だが今は雑木林

 
↑要塞跡地にある「弾薬庫」(現第1展望台付近にあり第1砲塔用の施設。但し、第1砲塔跡は今はない)

↑当時を想像される第2砲塔跡(現在は花壇になっている)

↑第2砲塔の直ぐ後方にある「弾薬庫」

↑幕末の砲台跡(但し、当時を思い起こさせるものは見当たらない)

↓大房岬戦争遺跡MAP

大房岬自然公園のサイトは以下の通り。
http://taibusa-misaki.jp/


最新の画像もっと見る

コメントを投稿