素面で楽しむ、育児と仕事。

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風味絶佳

2009-06-25 | 独り言…。
「風味絶佳」山田詠美

も、文庫本。
ごめんなさい出版社。
いっつも文庫本。
だって通勤には便利。
言い訳。

恋愛小説・恋愛ドラマ・恋愛漫画・恋愛映画は、
全くノーサンキューです。
恋愛体質でないから、
自分の恋愛だってようやっとがんばって
子供も出来てああよかったと思うのに、
人の恋愛には、全く一㎜ぽっちも興味がないからです。

でも山田詠美さんの本だけは違う。
おいしいデザートみたいな誘惑が襲うのです。
読んでても、
とびっきり美味しいアイスクリームを
フタの裏からゆっくり舐めるように
味わいたいと思える。
ああ、美味しかった。
また読みたいなあ。

山田詠美を読むのは、
最高の贅沢だと思う。

「猛スピードで母は」

2009-06-25 | これ読んだ。
「猛スピードで母は」
長嶋有

文庫版を購入。
芥川賞受賞とかって聞くと
ほんとは読みたくなくなる。
芥川賞ってなんであるのかな?
業界の事情かな?
きっとそうだな?
って思ってたから。

長嶋有さんは、
佐野洋子さんのエッセーに出てきた。
骨董品やさん?だかをやってる
すごい仙人みたいなお父さんの
息子さん。

表紙が佐野洋子さんだったから
実はずーーっと気にはなっていた。
タイトルも活かしてて素敵だなと思ってた。
でも、
「サイドカーに犬」が
映画になったりして、
それが竹内結子とかで
へん、何さ…って思ってた。

だから、
「サイドカーに犬」を読んでいる間、
洋子さんは、ずっと竹内結子を思い浮かべた。
竹内結子さんの、色っぽいボーイッシュな雰囲気と
ハスキーでやさしい声と長い手足は、
やっぱり洋子さんにあってるかなと
少し思った(まだ映画は見ていない)。
でもって
「猛スピードで母は」を読んでいる間、
母は、佐野洋子さんを思い浮かべた。
猛スピードで、ワゴンを追い抜かすところが。
タバコくわえて車運転するところが。

そうそう、
でやっぱり
面白かったですねー。
しゅうーーーーっとした空気感が素敵だすねー。
なんかねー、冷蔵庫の中の匂いみたいな感じ。
しゅううーーーーーーっとしているの。
(しつこい)

どっちのお母さんがかっこいいかっていったら
そりゃー「猛スピードで母は」の母なんだけど、
「サイドカーに犬」のお母さんがやっぱり正解なのかな?
とも思ったりする常識人の私でした。

「覚えていない」

2009-06-25 | これ読んだ。
「覚えていない」

で、
また佐野洋子さんです。

次女が3歳半になり、
図書館デビュー。
まだまだ、野放しにはできませんが、
字が読めないくせに
アンパンマンの本を熱心に音読しています。
(音読の声は、図書館ではあまり注意されないし)

で、
佐野洋子さんの「覚えていない」を発見。

うーん、やっぱり…。
と思ったのは、次のくだり
「内田百聞を、わたしだけが好きならいいのに…」
というところ。
すっごーーーーーーく、わかります、佐野さん。
内田百聞の本「サラサーテの盤」について
書いてあるんだけどね(なんて書いてあったか忘れた)
読んでて、うんうんってうれしくなるのが
うれしい。

特効薬を探して…。

2009-06-16 | 子供たち。
インフルエンザ騒ぎもあって
ちょっとどきどきするこの頃ですが、
3歳過ぎると
子供はとたんに病気にならなくなる。
病院通いが減ったのが
一番うれしい。

子供が生まれる前に、
とても不安だったのが、
病気と病院がよい。
わりかし健康で病院嫌いの私が
子供の看病なんて絶対無理だと思っていた。
病気にかかっても、
1日寝てれば治ると思っていた。
全然違ってましたです。はい。

病気になっても
薬は特効薬ではない。
気休めぐらいなのである。
(もちろん重度な状態でなくて)
それよりも
3-4日ゆっくり
熱や痛みやもろもろにつきあってやると
当たり前(?)に治っていく。
それがわからなくて、
最初の頃は病気の度に(仕事のやりくりもあり)
夫婦喧嘩は当然、一族巻き込んでの大騒ぎである。

薬より効いたのは、
経験豊富な小児科医の先生のことばや、
他のお母さんの経験談でした。
経過の見通しが経つと
病気も怖くない。
ということがわかりました。
そして、
多少不衛生でも
人間死なないということが
ほんとうに
よくわかりました。

生きてるうちで
なんだかんだ一番役に立つのは
他の人の話を聞くことだと言うことも
よくわかりました。
子供のことは、特に。
仕事のことでも、その他社会生活もろもろでも
友人知人、通りすがりの人、
との情報交換が特効薬でした。
(客観的に情報処理しないと副作用!?もあるけどね)

そして今日も母は、
そんな言い訳を胸に秘め
せっせと世間話に花を咲かせるのでした。




メルヘンな日々

2009-06-09 | 独り言…。
先日、ニュースみてうるっときて
買ってしまったRCサクセション。

きよしろーさんの曲って
メルヘンだなあっって
ウルウルしながら
帰り道の電車の中でひたっていました。

夕方6時前の東横線は混んでいて、
学生やらサラリーマンやらごちゃごちゃした中で
ランドセルしょった小学生の女の子が
つり革につかまってウトウトしてました。
と前の席にいた、
ミニスカートセーラー服の女子高生のお姉さんが
女の子を自分の席に座らせてくれて、
ニッコリクスクス、友達と笑っている。
それはなんだか書いてしまうとイマイチなんですが、
とってもメルヘンな風景で
涙が出てしまったのです。

そう、最近
メルヘンに弱いのです。
ラブ&ピースだからかな?
母が突然持ってきてくれた
へんな野菜炒め(ごめん母)にも
メルヘンを感じてしまいます。
(でも味はイマイチ)

自分もメルヘンに励もうと思う
梅雨入りの今日このごろでした。







ぬくもりがたまらない。

2009-06-02 | 子供たち。
人間ミノムシ。

厚手の羽布団が上手く扱えず
かんしゃくをおこして
叫んでいたので
丁寧にくるんで
ラッピングしたら、
いたく
お気に入りったご様子。
恍惚とぬくまれております。

完全に
どっか壊れてるだろうな…
と思うことしばしばの
3歳児。

今朝は、姉妹で「おさるのジョージごっこ」
猿と犬とで鳴き声を上げながら、
ハイハイで階段を下りていきました。

おさるのジョージ(NHK教育)が
大好き。
全部録画しています。
どうして、あそこに出てくる大人たちは
誰も彼も寛大で
ジョージのいたずらを怒ったりしないんだろう。
と、ちょっとイラっとすることもある
母です。

地上絵

2009-06-02 | 子供たち。
3歳の歴史に
初めて
人なるものが誕生。

頭足人。

彼女の性格をよくあらわして
黒目の大きいチャーミングな
頭足人が多い。

上の娘は、三歳半ぐらいで
ようやく意味ある形を描き始めたけど
下のはやっぱり早いです。