ちょっと好き。

朝の目黒通りを
颯爽と走り抜けた、
かっちょいい緑のオープンカー。

サングラスのちょい悪・親父の後部席には
美女ならぬ、花柄ピンクのチャイルドシート。（子供はいなかった）

オープンカーでチャイルドシート初めて見たよ。

お、おとうさん…、
あなたの心意気、ちょっと好きです。

夏休み、おわりっ！

１週間の夏休みも終わり。
保育園児の夏休みは短い。


実家にて。
寝入りばなに母くーちゃんが、
「すずめっがね、お庭で、ちゅんちゅんかくれんぼ♪～」
という童謡を娘に歌ってくれていた。

なかなか寝ない娘に、歌は続く。
「きつねっがね、北の国から、ぴょこぴょこかくれんぼ♪～」
「鹿さんっがね、奈良の街で、ぴょこぴょこかくれんぼ♪～」

寝かけている娘を前に
つっこみたくて仕方のないのをこらえる夏の夜でした。

ルーチンワーク

いつものことながら、
朝、保育園への登園準備で
血眼になっているうちに始まる
夫婦ケンカ。

深夜のバラエティ番組よりも、
思春期の男子が抱く女子への妄想よりも、
上司の親父ギャグやセクハラギャグよりも
ずーっとずっーとくだらない。
とは、わかっていても
毎日のルーチンワークのように繰り返される。
（どこの家庭もそんなものです？）

そして、
その腹いせ？に強く娘の手を引っ張りすぎて
必ず泣かせてしまう。
（母親なんてそんなものです！）

そしてそして、
腹の中で
「絶対、やっぱもう離婚だな。娘たちと仲良く３人で暮らそ」
と決意すること毎朝毎度。
保育園から戻る道で、どうやって離婚届をつきつけようか…と妄想。
ちょっと楽しいので、気分おさまる。

２人で暮らしているときは、
ほとんどケンカしなかった。
むかついたら、
深夜まで残業するか飲みに行ってれば、
相手の顔も見ないですんだし。

素面でいられない。

久しぶりに友人にあった。

会ったらこんなこと話そう、
あんなこと聞いてみたいと思ってたのに、
実際に顔を見たら、
それでなんだかもういっかな…という気分だ。
久しぶり…と言うものの、
なんだかちっとも久しぶりという気はしない。

あ、でもびみょーにお互い年取ったなあと眼で感じあってた気はする（失礼）。
髪型とか服装とか、前はこんなのしなかったのにな、とか
お、白髪あるじゃんとか（失礼、失礼）。

学生時代の友人と会ってもきっとそうだろうな。

つぶれかけた銭湯の前の自動販売機で、
出来たばっかのサーティーワンのベンチで、
ジュースやアイス片手にいつまでもしゃべっていた
暑い暑い夏の日をちょっと思い出してしまう。

そして、結局、飲んでしまいましたとさ。
控えたけど。

虹みたい。

台風が近づいて、
入道雲がぐんぐん大きくなる。
傾きかけた太陽のオレンジが
入道雲を照らす。

「かーさーん、
　雲がね、虹みたいなのー。
　光ってるのお－」