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岡田ジャパンに見る、公立保育園パワー。

2010-06-29 | 独り言…。
岡田ジャパン。
いよいよ決勝戦です。
なんだかんだ楽しんでいる自分がいる。
どう見ても
公立小学校の教頭先生か
高校の英語教師、
もしくは町役場の助役
にしか見えない
岡田監督の活躍ぶりが大好きです。

野球でもいわれましたが
日本人の緻密なディフェンス力、組織力は
時として大きなパワーになるのですね。
それはきっと
日本の会社組織や公共機関も同じなのです。

なぜ公立保育園を減らすな、増やそうと、
全国の父母会で叫ばれているのか
わかっているようなわかっていないような気で
見ていたのですが、
公立保育園の良さは、
岡田ジャパンと同じ。
ということに
ふと思い至ったしだいなのです。

正直サッカーは
4年に一度のにわかファンなので
岡田ジャパンのことはわかってませんが、
公立保育園に通わせる中で思うのは
大きな地域のネットワークの中で
子供を育てられる安心感です。

例えば、
小学校や中学校、他の公共機関との連係、
行事に招待されたり参加したり、
同じ施設にある図書館から
適宜絵本も借りられるようです。
他の公立園での伝染病の罹患状況も適宜知らされますし、
地元の児童館などのイベントポスターも貼ってあって
地元情報が伝わりやすい。
いきおい、保育士だけでなく他の機関で働く方々にも
子どもたちの顔を知ってもらえるし、
何かあった時にとても心強い。
保育士の先生方もお祖母ちゃん世代からヤングな先生まで
いろんな世代の知恵や見方を(親子で)学ぶことができる。

小学校には
イベント毎に学童の先生が顔を出し声をかけてくれて、
学童のある児童館の職員の方とも
もちろん長女は顔見知り。
親の顔は知らなくても、
子供の顔を知っている大人たちが
地域にはたくさんいる。

日本では
なかなか大きな園庭も、広い保育室も
ぜいたくな遊具も確保しづらい。
豊かな自然があるわけでもない。
でも、
いろんなタイプの大人たちが
密度の濃い連係体勢で迎えてくれると、
子どもたちは本当に豊かな体験ができると
思う。
公立機関には、
かっこいい起業家や塾の名物講師みたいな
エース級のストライカーがいなくても
長い経験値と全国規模での連携体制が可能。
それは地味だけど
ほんとうはけっこう大切なことなのですね。
なかなか気付きにくいけど。

親が声をあげないと
やはりダメですね。
がんばれっ。にっぽん。
そして全ての子どもたち。





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