素面で楽しむ、育児と仕事。

仕事と育児と家庭生活、
年中無休で営業中の
NOZAのブログ。
是非、お問い合せ下さい。

むかでの足の本数の方が、テストの点数より人生では大事。

2014-02-12 | 子供たち。


少し前のことですが、
仕事がかなり遅くなり(しかも酔っ払って)深夜に帰った翌日の朝、
起きてきた次女の目がぱんぱんに腫れていたことがありました。

聞いたら学童でなにやらトラブルがあって
家にかえってからもかなり泣いていた模様。
けれど、留守番の祖父&姉にはその理由を言わなかったとか…
なんとなく聞きかじりで、学童のイベントで次女が作ったゲームの看板やらプレートを
誰が持ち帰るかでケンカになったことがわかりました。

で、その日の夕方の学童のノート(少し長文ですがそのまま)

「…今日もまだ少し目がはれていましたね。
今日、登所すると、昨日ムカデプレートをほしいといった二人で話し合いをすることになりました。
クラブ室のたたみコーナーで、仲良く”どうする?”と話し合いをはじめ、最初は私(指導員)も入り、2人のムカデに対する思い入れを聞きました。
ことちゃんは当然“自分の描いたものだから欲しい”というもっともな思いでした。
それに対しK君は月曜日にすでにことちゃんが描いたムカデのポスターを持ち帰っていたので、“K君はムカデの絵をすでにもちかえっているよね?これはどうしてもほしいの?”と聞くと、“ポスターのムカデは足が50本しかなかったけど、このプレートのムカデは77本足があるから、欲しい”と自分の思いを話してくれました。それを聞いたことちゃんが“じゃあ、じゃんけんで決めよう”と提案すると、K君も“うん”とにっこり。2人で真剣にじゃんけんして、ことちゃんがムカデプレートを持ち帰ることになりました。
その後で、ことちゃんは持ち帰れなかったK君のために、ムカデの絵を描いてあげています。一生懸命に足77本数えながら……。仲良く解決できました」

ムカデの足の本数をほめてくれたお友達と、その気持ちを大切にしてくれた学童の指導員の先生にただただ感謝、泣きそうになった母でした。
でも、悲しいかな、今時、なかなか子どもの描いたムカデの足の本数を大切にしてくれる場所はなくて、だからこそ、学童のありがたみをしみじみ感じた出来事でした。

自分としては、テストの点数や学校での評価でなく、ムカデの足をひとつひとつ数えられる人生の方が豊かなのではないか…としみじみ思ったのです。(ああれ?負け惜しみ?^^;)

しかーし、その肝心の母は大概よっばらって、数えるとかそーゆーのが面倒になり、もう、どーでもいいじゃんと言い放って、娘たちのひんしゅくを買うことが多いので、実は何も言えません…。
でも、むかでの足、大事にしてくれて、先生もお友達も本当に有難うございます。
そんな環境で育つ娘たち、本当にありがたいことです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿