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こどもの費用対効果。

2009-03-19 | 独り言…。
勝間和代さんは、
ワーキングマムのさきがけ、
今をときめく時代の人となってしまいましたが、
世の中に発言力・説得力を持つのは、
ワーキングマムならではのバランス感覚、でしょうか。

”保育園という場所は、企業体と違って、
 生産性と効率性という観点から計れない部分があるものです。”

http://allabout.co.jp/children/childbirth/closeup/CU20090309A/index.htm?NLV=CN000038-348

そうそう、そうなんです。
経済を動かすようには
子どもを育てることはできないのです。

前にネットでどっかの経済学者が
「公立保育園は、先生の平均年齢が40代。
 そんな膨大な人件費は、無駄。
 だいたい、40代以降の年取った保育士が
 子どもを走って追っかけられるのか…?」と
とブログで書いていて、非常に憤りました。

ベテラン先生は、決して子どもを追っかけません。
口笛吹けば、子どもの方から寄ってくる、
ベテラン羊飼いなのですから。

どうしても行政・官僚・企業・経済学者などなど
世の中を動かしている人の大多数は、
効率第一主義。数字でものごとを掴む人々です。
少子化についても、子どもの頭数Up=税金UPと
数字で見ている部分がたぶんにあるのでしょう。
人間は、人一人が1にも2にも、∞の数にもなるのにね。

別に新しく子どもを生まなくても、
生まれた子どもが、一人とて不幸な死に方をしないように、
生まれた子どもが、夢を持って遊び・学び・働けるようになればいいだけ。

そうでないから、
子どもはどんどん生まれなくなるし
子どもはどんどん死んでいく。

教育と福祉と介護と医療の現場を
軽視したツケが回ってきたのでしょうか…。
そこには1が∞無限大になる可能性がたくさんあるのに。

子どもが(そして年寄りが)幸せでない世の中なんて
大人が幸せになれるわけがない。
こんな風に考えることが
出来る大人が、
もっと増えるといいですね♪。


泣きたくなるような春の夜に。

2009-03-19 | 子供たち。
あったかな風吹く浅い夜に
ゆっくり自転車を漕いで
家に帰る。

白く光る月を見つけて
「おーい、おつきさまー」と
叫ぶ幼い声と
「いちばんぼーしー」と
ゆっくり星を数えるのんびりした声と。

沈丁花の香りの中で。

これ以上のものを望むのは
確かに罰が当たるかもしれません。