素面で楽しむ、育児と仕事。

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だんなのこと。

2009-03-16 | 独り言…。
うちの夫は、化石に近い。

東京ディズニーランドに行ったことがない。
お台場も六本木ヒルズももちろん。
車の免許も、持っていない。
いつも黒いリュックを背負って
万年同じセーターとジャケット
(私が買ってあげればいいんだけどね)

夫として、うちの夫はどうかといえば、
ほとんどルームメイト気分である。
愛情があるのかないのかさえ、正直もうわからない。
正直、子供に関する会話以外、何を話して良いのかよくわからない。
というか、会話自体が通じない時もある。
非常にむかつく、というか徒労する時がある。
お父さんとしては、
忍耐強く子供と向き合えるのは
かなり尊敬に値する。

夫は、大学で歴史を教えたり、論文を書いたりしている。
彼の仕事は、かつての日本や近隣国が歩んだ歴史を
丹念に掘り起こして、検証していくような仕事…だと思う。
彼が掘り起こした記録や人々のことばは
私たちが生きている今、現在の下に
幾層にも積み重なった地層だ。
私たちはその人たちの上に生きている。
それを忘れないようにするための作業は、
気が遠くなるほどだ。

夫としてすばらしかといえば、即答NOっ!であるが、
今の世の中で、稀少なポジションの人なのだ…と思うことにしている。
(仕方がない・あきらめようということですね)
今の世の中が求めている仕事ではないが、
人類が生き続けていくために必要な仕事だからだ。

だから、
彼が家族でディズニーランドなど絶対計画しなくても
海外旅行とかバカンスとか無縁でも
毎朝、子供と3人でひっちゃかめっちゃかで
登園準備をしている間寝続けていても…(怒)
まあ、仕方ないかなと思うことにしている。
いや、思うことにしよう、これからは。