農文館2

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『最果て』が伝える美しさに溢れ出る多様な感情

2014-03-09 09:41:02 | 日記
 3月から康花美術館も平常通りの開館となりました。残雪と寒さもあってか、来館者は平均して一日一人程度です。そんな中にあっても、深く熱い感想を書いてゆかれる方々に力づけられています。以下は、東京から初めて来られた女性、もう一人は展示作品が変わる度に来館される男性の方の感想です。

命の深遠さを味わう
 人間は必ず死ぬということを思い出させてくれました。まるで瞑想廟に来たような気持ちで命の深遠さを味わいました。須藤康花という人の心の軌跡を知ることができる散文が添えられていたことが、この美術館の体験を奥深いものにしてくれたと思います。彼女の文をもっと読んでみたい。D.T.

存在する美しさに涙する
 何度か足を運ばせてもらっています。好きな作品は数多くありますが、やはり『最果て』には來る度ごとに凄まじいエネルギーに圧倒されます。存在する美しさに涙する、いや美しさというのも、悲しさ、苦しみ、激しさ、儚さだったり、様々な感情が一点に集結してあふれ出てくる様な感じがします。全てが彼女にとっては、美しさだったんだろうなと僕は思いました。泣いても泣いても、泣きじゃくってもまだあふれてくる感情。この様なその激しさは生きている限りは永遠に尽き果てることのないものなのでしょうか。
 『光の回廊』展では、12の作品に魅了されました。1~12まで進む度に奥に輝いている光がまぶしくなっていく感じがしました。Y.R.

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