ブログを入力するのは、ほぼ一カ月振りになります。娘康花の7回忌法要、それと美術館のと田んぼと畑の草刈りに追われて、ブログを開く時間がなかったことによります。書きたいことはいろいろありますが、今回は、美術館に寄せられた感想を転載することでお許しいただきます。
15年前、東京から長野県麻績村に移住し、農業を始めたのも、元といえば、農業を単に経済的視点から再興するのではなく、それこそアグリカルチャーの「カルチャー」の部を再評価することにありました。娘康花はその「カルチャー」の中、美術を担当することになっておりました。彼女が亡くなって、麻績村での活動は出来なくなってしまいましたが、残された作品の展示(康花美術館)を通じて、その精神の一部は引き継いでいるつもりでおります。農業に関心ある方々がその一端をくみ取っていただければ幸いです。
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以下は6月9日水曜日に来館されたY.S.さんが、美術館の記帳ノートに残された感想です。
「過日、館長が信大生の入館料を無料にすることを信大の学長に申し入れたとのニュースをTVで見ました。
かねがね、若い人達に須藤康花さんの詩や画に触れてほしいと思っている私には大変に嬉しいニュースで、是非多くの信大生がこの美術館に訪れてくれることを願っています。
TVニュースによれば、館長がこうした企画を思い立ったきっかけは山沢信大学長の今年の入学式だということでした。四月上旬にこの学長式辞のニュースもTVや新聞に取り上げられていましたが、報道の仕方が「スマホを止めますか、それとも信大生止めますか」というフレーズだけを徒に強調するもので、いささか不満に感じたものです。式辞の全文を聴いた人、読んだ人はよくおわかりと思いますが、山沢学長の式辞は、新しいことを学び続け、新しい場所を訪ね、新しい人に会い、そうして常に自分で考えることの必要性を説いています。話題になったかつてのCMばりのフレーズは、信大生としての身分ではなく、持つべき矜持をさしたもので、私も大変に素晴らしい式辞として読まさせていただきました。
康花さんは、病気のために31歳に届かぬ若さで夭逝した詩人画家です。この松本で大学生時代という貴重な時間を得た信大生の皆さんには、康花さんの生涯と、彼女の詩と画の世界に触れ、あなた自身の時の流れにその世界を是非加えてほしいものです。」Y.S.
15年前、東京から長野県麻績村に移住し、農業を始めたのも、元といえば、農業を単に経済的視点から再興するのではなく、それこそアグリカルチャーの「カルチャー」の部を再評価することにありました。娘康花はその「カルチャー」の中、美術を担当することになっておりました。彼女が亡くなって、麻績村での活動は出来なくなってしまいましたが、残された作品の展示(康花美術館)を通じて、その精神の一部は引き継いでいるつもりでおります。農業に関心ある方々がその一端をくみ取っていただければ幸いです。
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以下は6月9日水曜日に来館されたY.S.さんが、美術館の記帳ノートに残された感想です。
「過日、館長が信大生の入館料を無料にすることを信大の学長に申し入れたとのニュースをTVで見ました。
かねがね、若い人達に須藤康花さんの詩や画に触れてほしいと思っている私には大変に嬉しいニュースで、是非多くの信大生がこの美術館に訪れてくれることを願っています。
TVニュースによれば、館長がこうした企画を思い立ったきっかけは山沢信大学長の今年の入学式だということでした。四月上旬にこの学長式辞のニュースもTVや新聞に取り上げられていましたが、報道の仕方が「スマホを止めますか、それとも信大生止めますか」というフレーズだけを徒に強調するもので、いささか不満に感じたものです。式辞の全文を聴いた人、読んだ人はよくおわかりと思いますが、山沢学長の式辞は、新しいことを学び続け、新しい場所を訪ね、新しい人に会い、そうして常に自分で考えることの必要性を説いています。話題になったかつてのCMばりのフレーズは、信大生としての身分ではなく、持つべき矜持をさしたもので、私も大変に素晴らしい式辞として読まさせていただきました。
康花さんは、病気のために31歳に届かぬ若さで夭逝した詩人画家です。この松本で大学生時代という貴重な時間を得た信大生の皆さんには、康花さんの生涯と、彼女の詩と画の世界に触れ、あなた自身の時の流れにその世界を是非加えてほしいものです。」Y.S.
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