のらのら

『No Running No Life』を合言葉に集まったいつも走っている人やたまにしか走らない人たちの集団。

山に入るとは(がんちゃん)

2013年12月30日 | がんちゃんの勝手な考察
突然ですが、

以前、勤労感謝の日に行った屋久島旅行記をながながと書きました。

その後にも屋久島について考える所があって以下の文章を書いていたので、今となってはかなり唐突な感もあるし、突然重い話でもありますがボツにするのもなんなので載せておきます。


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その後調べてみると屋久島ではそこそこの遭難事故が起こっている。
少し調べただけではあるが、道迷い、渡渉時の事故、疲労凍死といった事が原因で多ければ年間数人は死亡しているようである
今回も数人は明らかに軽装備の人達を見かけたし、それこそガイドをつけているのをいい事に初心者が大勢で移動していた。
自分こそ軽装でないか!と言われかねないが、山小屋までたどり着けば1泊ぐらいは出来る最低限のエマージェンシーシートや防寒具、地図、ヘッドライト、行動食は持っていた。
山に登るのに命をかけるというのは大げさではあるが、いつも事故や遭難とは隣り合わせであると思って行動する必要があると思う。
そして山岳救助その他かなりたくさんの人達に迷惑をおかけする事も知っておくべきである。
山岳保険に入っていれば良いというものでもない。結局労力はかかる。また家族はどうだろうか?悲しませるだけではなく経済面をはじめとして様々な迷惑をかける。職場は?などなど。

だからといって山があってそこに登りたい、森に入りたい、縄文杉を見たいという欲求を持つのは自由だし、別に悪いことではない。

そこに知識と経験と覚悟があるか

今回自分は独りで日帰りの縦走というプランを立てたわけであるが、それが可能であるとかそうでないとかいう問題だけではなく、それを真剣に計画、準備して、時には専門家の意見を聞いて行動するべきであり、無理をするということは最悪の場合は死につながるという覚悟が必要である。
逆に絶対に危険な目に逢いたくないというのなら、山登りという行為自体すべきではないといえるのではないだろうか。

まとまりは無いが、山は登りたい人が登れば良い。
ただし自分が覚悟で来ていても周りの人には迷惑をかけると思うが…

以上、唐突ではあるが現時点での考えについて書いてみた。
思慮が浅い所があると思うが、気が付けば訂正していきたい。

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と書いていました。

今読み返すと重いですね(笑)

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1 コメント

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Unknown (セル修)
2013-12-31 13:54:13
自分の覚悟と周りの理解はやはり違うと思います。
自分なりにいつも思うことは、他人に理解されない趣味はするべきじゃないと思います。
ただ知識がないから理解できないというのは良くないと思います。

山登り好きな人に仕事の場面でもたまに出会います。

そういう人は僕以上に山の良さを楽しそうに語ってくれます。でも同時に山の危険も話してくれました。
基本に忠実というか、山に入るならコンパスや地図の読み方をしっかりと学ぶべきであると。

今日、UTMFのHPからある人のブログにたどり着きました。
そこに書いてあったのは、、、


歩いてもいいし、走ってもいい。どちらにしても山に対する愛が不可欠である。

愛がなければ最初から触れてはならない。それは恋愛と同じである。
(http://www.greatoutdoors.jp/greatlife/2012/06/post-749.htmlから引用させていただいております)


なんか妙に心に沁みました。
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