昨日(8日)は、私の歯が瓦解してから、3回目の歯医者さんだった。
前回の治療が比較的短時間(20分くらい)で終わったので、昨日もあんまり時間は掛からないだろうと、高を括っていた。
しか~し!
昨日は、治療用の椅子に座って口をアングリ開けてから、ずい分時間が経っても、なかなか治療は終わらなかった。
痛みの無い治療をしてくださるだろうとお医者さんを信頼しながらも、体には自然に力が入って肩が凝り、ずっと口を開けていると、
次第に顎が痛くなってくる。
もちろん、しんどいのは、私ばかりではない。
一人で治療にあたられる先生も大変だ!
(私が行っているI歯科医院は、受付事務を奥様が担当されているほかは、診察室には先生一人しかおられない。治療はもちろんそ
れに関わる雑事も、全て先生が一人でこなされる。歯科衛生士の一人くらい置いたらどうかと思われる向きもあるかもしれないけれ
ど、私は、先生がお一人で全責任を負って行われるこの治療の仕方が、結構気に入っている。)
治療の合間に、先生が小さくフッと息を吐かれるのを聞いたりすると、先生も大変なんだなあと思う。
とにかく、昨日の治療は長く掛かった。
そして最後に、先生が歯の型を取って治療を終わろうとされたとき、又しても思わぬことが起こったのだ。
ナ、ナント、治療している歯の隣の差し歯3本が、一気に外れてしまったのだ。
これは、先生にとっても「想定外」だったらしく、苦笑いしながら、これからの治療が更に長期にわたることを告げられた。
結局、昨日治療が終わったのは12時半過ぎ。 タップリ1時間は治療が続いたことになる。
そして、次回の治療は1週間後で、「時間は<2時間>予定してください!」とのことだった。
ひや~! 2時間か!! こりゃ、大変だ!!!
一瞬私はひるんだが、ここはヤッパリ信頼する先生のお任せするほかない。
そう思い直した私は、次回の予約をとって、歯医者さんを後にした。
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地下鉄で梅田に出た私は、最近よく行っている三番街の<いくお>で、食事することにした。
<いくお>では秋の草花が感じよく活けられていたが、お花を嗜んだことのない私には、活けてある、実を付けた可愛い葉っぱの植
物の名まえが、分からなかった。
ずうずうしくお店の方に聞いてみると、<サンザシ>とのこと。 (へえ~!これがサンザシなんだ!)
私が昨日も食べたかった「竹素麺」は、残念ながら、季節がらもう終わっていた。
そこで私は、「涼風懐石」というセットをいただいてみることにした。(その中から3品を載せます。どれも、とっても美味しかった!)
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食事の後、私は阪急・御影にある(このブログにも何度か登場した)「香雪美術館」で行われている、<中川一政>の展覧会に行くこ
とにした。
御影駅から香雪美術館への道の両側のお宅には、いつも綺麗な花が咲いていて私を楽しませてくれるが、昨日は季節がらか、(名
まえを知らない)白と紫の涼やかな花が、咲いているだけだった。
<中川一政>氏の絵は私は以前から大好きで、数年前には、氏の大規模な展覧会に行ったことがある。
今回の展覧会場の香雪美術館は、こじんまりした美術館なので、好きな絵をユッタリ観ることができるだろうと、期待していた。
そして、今回の展覧会は、私の期待に十分応えてくれる、と言うか、期待以上のものだった。
(中川一政氏の作品については、次のブログで改めて書きたいと思います。)
香雪美術館のお庭のようす。
中津に着いてからの帰り道、目に付いた草花の写真を、次に載せます。
(道ばたに咲いてた、花の直径が5ミリにも満たない花)
いくおのお食事と美術展 には、どんなにか癒されたことでしょうね。
次のブログの、中川一政氏の作品はどちらも見事です。 文章にも感服しました。
歯の治療は大変ですが、まあガンバリマス
中川一政氏の作品を気に入っていただいて、とっても嬉しいです