12月2日(月)、今年の紅葉狩りの〆に、京都の≪永観堂≫に行った。
私は今秋、11月下旬の8日ばかりの間に、立て続けに3回も紅葉狩りに出掛けた。
11月末日に行った≪竜田川≫でもう打ち止めにしようと思っていたが、2日になって、マタマタ出掛けたくて堪らなくなった。
コレって、ちょっと変じゃない!? 我ながらそう思う。
もしかしたら、先がもう長くないかも…な~んて(笑)
とにもかくにも、私はムズムズした気持ちを抑えられなくて、京都の紅葉の名所≪永観堂≫に出掛けたのだった。
でも例によって午後になってから出掛けたので、その日は、≪南禅寺≫の境内を通って≪永観堂≫へ行くだけで終わった。
南禅寺入り口手前には、かつて敷設されたインクラインが、そのまま残されている。
そのインクラインの傍の木々はもう紅葉の盛りを過ぎていて、ちょっと寂しい趣きを呈していた。
≪南禅寺≫の境内に入った。
境内の一隅で、八つ手が、真っ白な丸い花を、たくさん付けていた。
その花の丸さと白さが、私にはとても新鮮だった。 (でも写真では、その丸さも白さも、うまく撮れなかった…涙)
次は、南禅寺境内の紅葉の写真・3枚。
南禅寺の境内を抜けて永観堂に向かって歩いている途中で、見事に色づいた2本の大木が目にとび込んできた。
(左の銀杏の樹は、電線に邪魔されて、ちょっと窮屈そう‥。 右の樹の名まえは何だろう?)
しばらく歩いて、≪永観堂≫の前に到着した。
塀の外からも、中の鮮やかな紅葉が、ハッキリ見てとれる。
「“赤い紅葉”を見るなら、永観堂だ。」と言われているが、なるほど!とうなずける。
塀の周りの別の場所で撮った紅葉。 ホントに鮮やかだ。
永観堂の境内に入る。
その途端、まるで“赤の世界”に紛れ込んだような感覚に襲われる。
(次に、永観堂の境内のお庭の紅葉を、ランダムに載せさせていただきます。)
(上の写真の手前は、ドウダンツツジの紅葉)
紅葉の期間、永観堂では「寺宝展」が行われている。
お庭の紅葉を楽しんだあと、私は寺宝展の会場になっている寺院の建物の中に入った。
建物の入り口には、黄色と白の菊の懸崖が置かれていた。(その向こうは、やっぱり紅葉…)
私は、各部屋に展示されている仏像や絵を次々に見ていった。
と言っても、その見方はかなりいいかげんなものだった。
それよりも、廊下から見渡せる紅(黄)葉の風景の方に、私はずっと心惹かれた。
建物の中に、趣きを異にする、2つの中庭があった。
建物を巡り終え、外に出て振り返ってみると、寺宝展が行われている寺院の建物の屋根に、紅葉が降り注いでいるようだった。
永観堂の一番高いところには、「多宝塔」がある。
かなり高いけれど、せっかくなので、登ってみることにした。
~下から見上げた「多宝塔」~
多宝塔へ登る階段は、かなり急で息が切れた。
やっと登り着いた多宝塔からは、紅葉が、寺院の屋根の下に広がっているのが見渡せた。
多宝塔でしばらく休憩していると、太陽がもう、西の空に傾いてきた。
多宝塔から降りたころには、空も少しうす暗くなっていた。
下から見上げたモミジは、赤い色を失っていた。
それでも目を下に向けると、散り敷いた紅(黄)葉が、まるで光を放っているかのように鮮やかだった。
庭には白い山茶花が咲いていた。山茶花と紅葉のコントラストが面白かった。
お庭の中央には池があったが、行きにはちゃんと見ずに通り過ぎてしまっていた。
そこで帰りには、池のそばでしばし佇んで、池の風景を楽しんだ。
そこでも、紅葉はとても鮮やかだった。
今年の紅葉狩りは、これで本当に打ち止めだ。
永観堂の紅葉は、打ち止めにふさわしい鮮やかさで、私を存分に満足させてくれた。
自然の大きさを感じます。次は初冬の景色かな?
です
紅葉の後はちょっと休んで、今度はイルミネーションかな
出不精になって来た私は先が短いかも・・・
まだまだ鮮やかな紅葉! でも、最後から2番目の、水面に映った逆さ紅葉が爽やかでイイですね。
まあ、焦らずやりますか