今日から4月。
だけど、今日は朝から、我が身の不甲斐なさを痛感することが二つもあって、思わず「あ~あ」とためいきのもれる、月の始まりになりました。
一つは…朝食にカレイを煮たんだけれど、他のことに気をとられている間に、お鍋を焦してしまった事です。
お鍋を焦したり、やかんを空焚きしたりは、今までに何回も繰り返してきた失敗。
なので、火をつけてる間は絶対その場を離れてはいけないと、肝に銘じていたのに…。
カレイはなんとか食べることはできたけど、真っ黒になったお鍋の底を見ては、ためいきシキリ~。
あ~あ!
もう一つは…これも朝、「4月の、陰暦の言い方は何だっけ?」という疑問がフト頭に浮かんできたものの、どうしても、その答えが出てこない‥。
1月は「睦月」、2月は「如月」、3月は「弥生」…そこまではサッと言えるのに、その次の4月となると、サッパリ出てこないのです。
しばらくは自力で思い出そうとしたけれど、どうしてもダメなので、仕方なく電子辞書のお世話になるハメに。
な~んや! 「卯月」かぁ!!
分かってみれば、なんてことないのに…。
情けないこと、限りなし!
でも、落ち込んでいても仕方ないので、長らくホッタラカシにしていたベランダの掃除を、(簡単に、だけど)することにしました。
今年の冬は殊のほか寒さが厳しく、例年にも増して、ベランダの鉢植えの世話も、怠ってしまいました。
そんな私の、虐待にも似た扱いにもかかわらず、植物たちは結構がんばってくれてました。
今、厳しい寒さに耐えて花を咲かせているのは、4鉢のシクラメン(とゼラニューム)です。
ベランダの掃除が終わって、これもフト思いついて、公園に行ってみることにしました。
2日前に、ちょっと花を覗かせていたチューリップが、もう完全に花を咲かせているかもしれない‥。
それに、桜も、少しは花を開いているのでは‥?
そう期待してのことです。
公園に行く途中の市営住宅の一軒に、毎年きれいなチューリップを咲かせられるお宅があります。
そこの庭を覗いてみると…なんと、2日前までは全く花の色は見られなかったのに、今日は、蕾が大きく膨らんで、その先端から花が顔をのぞかせて
いました。
これだったら公園のチューリップも、もう咲いているのでは?
私の期待は高まってきました。
公園に着くと、その私の予想は、みごと的中!
この間一つだけ花をのぞかせていた赤いチューリップのほかに、白いチューリップも花を咲かせていました。
さて桜は?というと…。
公園に入ると、桜の木の辺りが、全体にボォ~と薄いピンク色に染まっていて、桜の蕾が一段と膨らみ、中には花びらが開いているのもあるのでは?
と思わせるに十分な感じでした。
木に近寄ってみると、案の定、まだわずかですが、花が開いていました。
公園の入り口付近にある、かなりの数の桜(ソメイヨシノ)は、大体こんな状態でした。
でも公園をさらに奥に進んでいくと、入り口付近の桜とは比べものにならないくらい沢山の花を咲かせている桜があって、私を驚かせました。
たぶん、この桜は、ソメイヨシノではなく、ちょっと早咲きの、別の種類の桜のような気がします。(花の色もちょっと濃いような…)
1日、間を置いただけで、チューリップも桜も、こんなに咲いているとは!
公園を出て、淀川べりの方に向かうと、この間から徐々に花の数を増していた桃(もしかして杏?)が、ほとんど満開になっていました。
そして公園の周囲でも、レンギョウが、そしてボケが、色とりどりに咲き誇っていました。
4月・卯月は、本当にもう春です!
雪解けにチョッピリ顔を出し、毎日少しづつ成長していくチューリップが懐かしくて待ち遠しいです。