12月26日、用があって友人のマンションを訪ねるため中津公園のケヤキ並木を歩いていると、まっ赤なモノが目に飛び
込んできた。
あっ、ドウダンツツジだ!
以前、周りのケヤキが色づきそして落葉しても、ドウダンツツジは一向に色を変えようとしなかった。
くすんだような、お世辞にも綺麗とは言えない色で、ほとんど目立たない姿で寒風の中に立っていた。
もう今年はドウダンツツジの紅葉は見られないだろうと諦めていたのに、自分好みの季節が巡ってくると、やっぱり色を
美しく変えるんだ!
私は嬉しくなって、決して立派とは言えないドウダンツツジの紅葉を、引いたり近づいたりして撮った。
中津のドウダンツツジの紅葉が遅いのは、以前から分かっていたけれど、今年みたいに遅いのは初めてのような気が
する。
ともかく今年中に、ドウダンツツジのまっ赤な葉っぱが見られたのは嬉しかった。
公園で紅葉が遅いのは、ドウダンツツジだけではなく、カエデ類も同じだ。
この日、公園の隅っこにある小さなカエデの木が、あまり美しいとは言えない紅葉を見せていた。
ドウダンツツジやカエデと違って、公園中央を陣取る銀杏の木は、枯れた葉っぱをわずかに身につけているだけで、全
体は、(高村幸太郎氏の言う)“大きな箒”と化していた。
<付録>
同じ26日夜放映の「日本百名山」<くじゅう連山>に、はからずもドウダンツツジの紅葉が出てきたので、嬉しくなって
撮ってみた。 (しかし画像が乱れて、ドウダンツツジの美しさが伝わらないものになってしまったけれど…)
ドウダンツツジの紅葉が見られるのは、<くじゅう連山>のうちの「三俣山」だそうだ。
三俣山の北山山頂、まっ赤なのがドウダンツツジ。
ドウダンツツジのアップ
<くじゅう連山>の中には、2005年にラムサール条約に登録された<坊ガツル><タデ原湿原>という2つの美しい湿
原がある。
ドウダンツツジの映像が綺麗に撮れなかったので、湿原のススキの風景を下に載せておきます。
※ 多分このブログが2022年最後のブログになると思います。どうも、お粗末さまでした!
今日が大晦日、明日から新しい年が始まりますね、またヨロシクお願い致します。