のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

急ぎ足の帰省 

2018-10-09 19:45:21 | 日記

 このところ数年は、一年に一度のお墓参りのために、秋のお彼岸に帰省している。

 今年は9月23日に帰省し、24日の午前中にお墓参りを済ませ、その日のうちに帰阪するという、慌ただしい日程になった。

  (帯状疱疹はずい分良くなってはいるものの、リハビリその他の予定がアレコレと入り、こんな日程になってしまった。)

 

 23日は午前中の新幹線で新山口まで行き、その後山口線に乗り換えて、故郷・益田に向かう。

 新山口に着いた時が、ちょうどお昼時だった。

 「新山口」を「小郡(オゴオリ)」と言っていた頃は、駅の構内に、幾つかのお食事処や喫茶店があったけれど、最近はほとんど無く

なった。

 山口線(新山口から益田まで)には、車内販売も無い。

 そこで昼食にありつくためには、新山口駅で、お弁当か何かを買わなければならない。

 お昼ご飯になるものを探して、一つしかない売店に行ってみる。

 売店の中にはお弁当を陳列するケース(割と大きい)があったが、私が行ったときには殆どが売り切れていて、底の方に「大関

むすび」なるものが二つ、置かれているだけだった。

 このお弁当、その名が示すように、量だけはタップリだけど、お味の方はいかがなものか、疑われるような感じの代物だった。

 でも、それだけしか無いのだから、買わないわけにはいかない。

 かくして私は、その大関むすびとお茶とを買って、山口線の特急「おき」に乗った。

 「おき」に乗ってからしばらくするとお腹が空いてきた

 私はお昼にするべく、「大関むすび」の紐をほどいた。

 紐をほどきながら私は、しょうもないことをボンヤリ考えるともなく考えていた。

 「“大関むすび”って言うぐらいだから、大きなのり巻きのおむすびがドカッと入っているんやろなぁ。」

 「力のつきそうなおむすびってことなら、なんで“横綱むすび”にしなかったのかしら?」 などと‥。

 しかし、紐をほどいて中を開けてみると、わりとこじんまりしたおにぎり弁当だった。

 そして食べてみると、それは結構美味しかった!のでありました。

                      

 

 

 

 山口線に乗ってしばらくすると、車窓には、懐かしい田園風景が広がってくる。(ピンボケですが…)

 色づいた稲の向こうに、“石見(イワミ)の赤瓦”(“石州瓦”とも言う)が見えてきたりすると、帰郷の思いが更に強まってくる。

                 

 

                   

                         (色付いた田んぼの向こうが“石州瓦”の家々)

 

                  

                         ふるさとを代表する山の一つ、 「十種ヶ峰」

 

                    

                           山口線沿線にある、「星のふる里‥日原」

 

 

 2時半ごろ、益田に着いた。

 今年も高校時代の友だち・Mさんが車で迎えに来て下さった。

 この日は曇り空だったけれど、帰ったからにはちょっとだけでも山陰の海を見ないと!と、まずは海に連れて行ってもらう。

 

 今回、初めて行った「衣毘須(エビス)神社」と、その周辺。

 「衣毘須神社」は、満潮のときには孤島になるので、(大袈裟に言えば)「日本版モンサンミッシェル」として、ただ今売出し中だ

とか…(笑)

                 

 

                    

 

                     

 

                      

 

 

                   

                    衣毘須神社とは反対の方角にあった、ちょっと面白い形の岩