一昨日(27日)の午後は、萩の花を見るため、長居植物園に行った。
本当は、今年こそ久しぶりに、奈良・「百毫寺」の萩を見たい!と思っていた。
でもネットで調べると、百毫寺の萩はすでに盛りを過ぎているもよう。
そこでせめて、長居植物園の萩の花を見に行くことにしたのだった。
この日は朝から秋晴れのいい天気。
でも午後になると、秋と言えども、太陽光線がますます強くなってきて、歩く私を苦しめた。
植物園に入ると、遊覧用の電車が入り口付近に停まっていて、乗車を促す職員の声が、甲高く私の耳にも響いてくる。
でも悪いけど、私はもちろん、電車には乗らない!
いくら暑くても、植物園の中は、歩かないと意味がないのだ!(笑)
入り口近くの遊歩道には、夏と秋が入り混じったような植栽が施されていた。
木立の下で、私と同世代と思われるグループの方たちが、楽しそうに談笑されていた。
バラ園では、秋の薔薇が、まだ咲き始めたばかり。
萩が群生する場所に着くまでの間に見つけた、ちょっと変わった花や実。
初めて見た、ハマナスの実。 スモークツリー
この季節に、ボケの花が咲いていた!
だいぶ歩いて、萩の群生が、やっと目の前に現われた。
最初は、白い萩の群生。
白萩の群生を何とかうまくカメラに収めようと奮闘していると、辺りにいい香りが漂ってきた。
萩の花って、こんな香りがするんだったかしら?
花に鼻を近づけてみても、格段の香りはしない‥。
振り向くと、路の反対側で、金木犀が花をいっぱい付けていた。
(下は、その金木犀と、白萩のアップ。)
白萩に続いて、赤い萩の群生が続く。
萩の花は小さいうえに、風がちょっとでも吹くと揺れるので、写真に撮るのがとっても難しい。
私と前後して来られた女性(一眼レフの立派なカメラを持っておられた)も、いろいろ角度を変えて、長い間撮影されていた。
(赤い萩のアップの写真・2枚…左は風に揺れてピンボケになってしまった。)
上の萩の群生からちょっと離れたところに、小山の形に仕立てられた、赤い萩のかたまりがあった。
そこで萩の群生は終わっていた。
萩の群生を過ぎると、私は、長居植物園の中心にある大池のほとりに戻った。
大池の端っこに植えられている、パンパスグラス。
次は、大池の風景。 (ずっと遠くに、数羽のシラサギがいた。)
植物園の出口(入り口でもある)のすぐ近くに、「秋の七草」が標本みたいに植えられていた。
(その中から4つの花を載せて、ブログを終わります。)
撫子(ナデシコ) 女郎花(おみなえし)
桔梗(キキョウ) 萩