のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

ささやかな決意

2013-01-28 17:09:26 | 日記

 1週間近く前になるが、大阪桜宮高校の入試中止が決定され、それを受けて、桜宮高校の在校生が記者会見に臨んだ。

 その映像を、私は、偶々目にした。

 ホンの2,3分の映像だったが、それを見た私の心は、激しく波立った。

 

 体罰をなくさなければいけないのは、分かり切ったことだ。

 だけど、だからと言って、大阪市長が問題をすり替えて、強権的・強圧的に、桜宮高校体育科の「入試中止」を迫っていることに、私はかねてより強

い憤りを感じていた。

 

 でも教育委員会は、市長の圧力に屈して、結局「入試中止」を決定した。

 

 入試中止が決定された日の朝には、市長は桜宮高校に直接行って、生徒集会で自分の考えを生徒たちに訴えた。(と言うより、「押し付けようとした」

と言う方が適切だと、私は思うが‥)

 もちろん生徒たちはそれに納得できず、自分たちの気持ちを市長に訴えた。

 でもそれは聞き入れられず、夕方の「入試中止」の決定に、至ったのだ。

 

 記者会見に臨んだ生徒たちの声は、悲痛なものだった。

 自分たちの気持ちを全く聞き入れてもらえなかった悔しさ。

 今までの自分たちの努力を、土足で踏みにじられたような屈辱。

 その生徒たちの声を聞きながら、私は、今度ばかりは黙っていられなかった。

 この生徒たちを、なんとかして励ましたい!

 そして、生徒たちをこんな苦しみに陥れた、市長たちの卑劣で「暴力的」なやり方に抗議したい!

 いろいろ考えたが、結局ある新聞社に投稿することにした。

 私にとって、初めての投稿だ。

 

 そして今日、私の投稿した文章が、紙上に掲載された。

 でも私は、その文章を読んで、顔が赤らむ思いがした。

 紙上に載った自分の文章を改めて読んでみて、文章の拙さゆえに、自分の思いが十分表現されていないことが分かったから。

 投稿から掲載まで1週間ちかい日数があったことで、編集者によって、かなり添削されたこともあったが、それは言い訳にならないと思う。

 

 でも、私は今回投書するに至ったことで、今、“ささやかな決意”をしている。

 仕事を辞めてから今まで、私は、自分の生き方を、こう考えていた。

 自分の心を豊かにして、自身を幸せにし、人に迷惑を掛けずに生きることが、私にできる最善の道だと。

 

 でも、それだけでいいんだろうか?

 やっぱり、少しは社会とかかわって生きるべきではないだろうか?

 もちろん大きな事はできないのは分かっている。

 でも、少しでも社会の在り方に関心を持ち、自分の意見を(選挙だけではなく)表明していくべきではないか?

 そのためには、「活字拒否症」を克服して、新聞も読み、少しずつでも勉強していかなければいけないと思う。

 私ができる事など微々たるものに過ぎないけれど、私は今、私たち庶民が安心して暮らせる世の中を作るために、自分のできる事を、少しずつでも

やっていきたいと思っている。

 もちろん、疲れて倒れてしまわない程度に‥だけど。

 

 

 

 

 

 

 


阪急・阪神百貨店の、“2つの催し”

2013-01-28 14:09:23 | 日記

 昨日はMさんと梅田で会い、食事をした後、阪急・阪神、二つの百貨店をぶらつくことにした。

 冬物のバーゲン品で、気に入ったモノがあれば、買ってもいいかな‥という思いもあって。

 

 まず、阪急百貨店から。

 バーゲン品あさりの前に、阪急百貨店の9階「祝祭広場」で行われている「加賀温泉郷フェスティバル」(Mさん情報)を見に、9階に上がってみること

になった。

                   

 

 私たちが9階に上がったちょうどその時、階段状の見物席の上の方から、笛や鉦(かね)・太鼓などの賑やかな音が聞こえてきた。

 同時に、色彩豊かな衣装を身につけた一団が、見物席の上に現れ、踊りながら階段を降りてこられた。

 係りの方の説明に依ると、加賀の〇〇温泉郷(名前を忘れてしまった…)に伝わる、「田楽踊り」の一団なのだそうだ。

                   

 

 

       

 

 

                  

 

 踊られている皆さんは素人の方々で、伝統芸能を継承すべく、日々練習に励まれているとか…。

 

 私は先ず、田楽踊りの衣装の派手さ・色彩のあでやかさに、目を奪われた。

 初め私は、このあでやかさを、雪国のイメージとは真逆だと感じたが、次第に、雪国だからこそこんな色鮮やかな衣装になったのでは‥と、思ったりも

した。

 (もちろん、田楽踊りそのものが、全国どこでも同じように、鮮やかな色彩なのかも知れないけれど‥)

 

 とにかく、初めて見た田楽踊りはとても新鮮で面白く、私はこのような伝統芸能が長く伝承されることを願って、踊り手の方々に拍手を送った。

 

 田楽踊りを見終って、私たちは加賀の特産品を売っている店々を見て回った。

 そして、練り物大好きな私は、3種類の蒲鉾を買った。

               

 

 

 阪急百貨店の後は、阪神百貨店へ。

 阪神百貨店8階では、(これもMさん情報だったが)「全国の駅弁大会」が催されていた。

 二人は、「今日の晩ご飯は駅弁だね!」と、ズボラなことを言いつつ、8階に上がった。

 上がってみると、なんとスゴイ人、人、人!

 人気のお店の前には、長~い行列ができていた。

 それまでにいいかげん疲れていた私たちは、あまりいろんなお店を見ずに、故郷・島根の干し魚とお弁当を買って、早々に8階を後にした。

                 

                       

 

 

 その後、阪神地下2階の喫茶店で少しお喋りしてから、それぞれ家路についた。

 帰って食べた島根の「もぐり寿司」は、(ちょっと味が濃かったけれど)とても美味しかった。