のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

たぶん、今年最後の紅葉狩り…“箕面”へ。

2012-11-29 17:52:49 | 日記

 今年の紅葉は、当初の予想に反して、時期が早まった。

 長く続いた夏の暑さの後、10月の終わりから11月の初めにかけて、朝晩が急に冷え込んだ。

 そのため今年は、紅葉の時期が早まり、十年に一度の色づきの良さになったのだそうだ。

 

 それなのに私は、今年、いわゆる紅葉の名所と言われる所には、ほとんど行けていない。

 毎年行く嵐山を始め、京都の紅葉の名所には、どこにも行っていないのだ。

 

 27日(火)は、11時から美容院。

 1時半ごろ終わって一旦家に帰ったが、この日はお天気もよく(でも凄く寒かった)、どうしても、今年最後になるだろう紅葉狩りに、行きたくなった。

 京都の東福寺にしようかしら、それとも久しぶりに、万博公園に行こうかな?

 あれこれ考えたが、結局、時間的に一番早く行けそうな、箕面に行くことに決めた。

 

 私は早速、スカートをパンツに穿き替え、ブーツをスニーカーに履き換えて、阪急・宝塚線に乗った。

 石橋駅で箕面線に乗り換え、終点の箕面駅で下車。

 そこから、箕面の滝を目指して、一目散に歩き始めた。

 

 歩き始めた私をすぐに、きれいな紅葉が迎えてくれた。

       

 

 

 箕面の滝への道は、川沿いの緩やかな登り坂だ。

 川の流れの音を聞きながら、自然の懐に抱かれて歩くのは、何とも気持ちがよかった。

           

 

              

              

 

 

 川面は、周りの紅葉や木々を、クッキリと映している。

              

 

 

 そして、歩みを進める私の前に、いろんな色・いろんな姿の紅葉が、姿を現してくれた。

        

 

 

 

     

  

 

 

 道の途中に赤い橋があり、その橋の赤と、周りの紅葉や山々が、うまく調和していた。

    

 

 

 歩いていると、紅葉の手前にピンクの花(たぶん山茶花)が、一つポツンと咲いていて、なんか、とっても新鮮な感じがした。

                

 

 

 周りの木々は、様々な色どりを見せている。

    

 

 

 

 1時間ぐらい歩いて、やっと滝が見えてきた。

                   

 

 

 滝は、真っ赤な紅葉に彩られ、豊富な水量で勢いよく流れ落ちる。

     

 

 

 滝壺に落下した水は、落ち葉をのせた岩の間を、勢いよく流れ下っていく。

     

 

 

 

 しばらく滝の水しぶきを浴びた後、うす暗くなってきた道を、私は箕面駅へと、とってかえした。

 道の傍らのお店の窓には、すでに明かりが灯り、提灯の上の紅葉も、なんだか少しボヤけて見えた。

        

 

 

 駅近くまで来たところで、私は、主に果物を売っておられた露店で、大好きなイチジクや柿、みかんや佃煮などを買ってから、電車に乗った。

        

        

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     

 

 


大阪城公園のあと、ブーニンのリサイタルへ。

2012-11-29 14:49:05 | 日記

 JR環状線で大阪城公園駅から福島駅に行き、そこから歩いてシンフォニーホールへ向かった。

 シンフォニーホールの前の小さな公園の並木(何の木かな?)も少し色づき、その並木の向こうにホールが見えてくる。

     

 

 

 その日のコンサートは、(前のブログ冒頭に書いた)ブーニンの「幻想」と名付けられたピアノ・リサイタル。

             

 

 ブーニンは、(確か)1990年のショパン・コンクールの優勝者。

 彼のコンサートには、私は以前一度行ったことがある。

 

 私は、今回のコンサートでは、ベートーヴェンの「月光」・ショパンの「幻想即興曲」・シューベルトの「即興曲」を、楽しみにしていた。

 でも、シューベルトの「即興曲(2曲)」は、当日、ショパンの「幻想曲」に変更になった。

 最後に演奏された、シューマンの「クライスレリアーナ」は、私の知らない曲だった。

 

 ブーニンさんには悪いけど、私は、演奏中に彼が足を踏み鳴らされる音が気になって、せっかくの音の世界に没入できなかった。

 そう言えば、前のコンサートの時も、(それまで忘れていたが)その音が気になったのを思い出した。

 もちろん、ずっと足を踏み鳴らされるわけではなく、強い音を出そうとされると、どうも左足に力が入って音が出るようだ。

 名ピアニストの彼が、どうしてそういうことをされるのか、私にはよく分からない。

 他の人たちは、どう思っておられるのだろう?

 

 今回のコンサートで一番良かったのは、ショパンの「幻想即興曲」。

 「月光」は、残念ながら、私の思い描いているのとは、ちょっと違ったような気がする。

 私の感じ方が間違っているのかもしれないけれど、上に書いたような事から、今回のコンサートは、私にとって、ちょっと不満足なものになってしまっ

た。