銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

幻のお客様の声④

2021年05月31日 | 見かけだおしNのつぶやき

昨年のいつごろだったか、逆瀬川駅前で渡された一枚のチラシ。

見ると「銀のステッキ」と書いてある。

どうやら旅行社の名前らしいが、

「逆瀬川ツーリスト」とか「逆瀬川旅行」ならともかく、

「銀のステッキ」なんて得体の知れない名前の旅行社の立てる企画なんて

なんだか薄気味悪いじゃないの

(ただし、チラシを配っておられた女性は感じ良かったけど)、

 

たいして期待もせずにチラシを読んでみたところ、

「グッゲンハイム邸訪問と舞子ホテルのランチ」とある。

「あら、面白そう!」一瞬にして気持ちが変わった。

朝出発して夕方帰ってくるというスケジュールも気に入った理由。

私はレトロな建物を見るのが大好きなのです。

 

須磨に洋館が残っているとは知らなかった。

舞子ホテルも行ってみたかったし、というわけで夫を誘って参加してみました。

 

いやいや、これが楽しかった。

グッゲンハイム邸もステキだったし、ランチも美味しかった。

銀のステッキ、やってくれるじゃないの。

 

これに味をしめて、次は「長谷川等伯展」ツアーに参加。

これも大正解。

入口は長蛇の列。

一時間近く待たされてウンザリ顔の一般客を尻目に

団体の我々はたったの十五分待っただけでスイスイ入場。

心ゆくまで等伯の名作を鑑賞することができたのでした。

 

大手の旅行社では思いつかないような

(というか、手を出さないような)ニッチな企画。

グッゲンハイム邸探訪の際に「絵葉書美術館」に寄って下さったり、

旧甲子園ホテル探訪では今津小学校の六角堂を案内して下さったり、

こういう「おまけ」付きのニクイ企画が魅力です。

 

宝塚の住民としては「宝塚再発見」ツアーもおおいに興味のあるところです。

 

ただ、心配になるのは、あれだけ盛り沢山の企画を立てて採算が合うのかいな。

 

やる気満々の三人とはいえ、

毎日のようにツアーが続いて休む暇もなさそう。

体調管理は大丈夫かいな。

とはいえ、どのツアーも興味深くて参加したくなるものばかり。

 

こちらの懐具合と相談しつつこれからも楽しませて頂きたいと存じます。

2011年11月 T M様

 

◆銀ステ追記:

今日で12年のサイクルを無事終えることができました。

12年の月日は、さすがに長い。

毎年この日を迎える度に、お客様には感謝の気持ちしかないのですが、

やはり今年は特別感慨深く。

まぁ、当たり前が当たり前でなくなったわけですから、

ましてや旅行業に身置く我々にとっては、

ひとまず無事というだけで、儲けもんってことでしょう。

 

久しぶりにネットで開いた10数年前にいただいたお客様からの声。

形は変われど、今も私たちに関わってくださっている皆さん。

それが、私たちの唯一無二の財産だと、改めて思った次第です。

 

ところで本日、今期最後のバスツアーにおいて、

一つでいいと仰るのに、カッパ麺を二つ買い物袋に押し込んだこと、

お詫び申し上げます。

福島県須賀川名物「カッパ麺」絶賛発売中のまま、13年目に突入します。

◆◆銀ステマルシェ開催のお知らせ◆◆

6月7日(月) 11:30オープンです!

ミシュランも獲得される「一汁二菜うえの」の水無月弁当です。

銀のステッキオリジナルで作っていただきます。(要予約)

**イメージ写真です**
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■公式ホームページ:http://www.gin-t.com
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