銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

目印は、銀のステッキ

2009年09月01日 | のほほん同志Aの日常
添乗員が集合場所で持っているものといえば、旅行会社の旗です。

ふつう、添乗員とお客さまは集合場所で初顔合わせ。
その旗が、見ず知らずの両者を引きあわせる目印なのです。


さて今日は、地元・宝塚での、銀のステッキ主催のお食事会。
14名のお客さまからご予約をいただきました。

受付係の私が、集合場所に持っていったのは、
――旗ならぬ「銀の杖」。

実はこの杖、知人からの開業祝いのプレゼント。
社名そのもの、イメージぴったりのオブジェとして、
ふだんは事務所に飾っています。

「受付のとき、これ持って立ってみたら?」 出がけにぽんと杖を渡され、
私、そんなキャラじゃないんですけど…と渋りながらも、受け取ってしまいました。

集合時間が近づくにつれ、次々とお見えになる懐かしいお顔。
そう、今日のご参加の多くは、以前から応援していただいているお客さま。
目印の旗も杖も(?)なくたって、お顔が分かります。

考えてみれば杖を持つのは生まれて初めて。
とりあえずひょいと腕にかけたまま、
久しぶりにお会いするお客さまに、順々にご挨拶をしておりました。

すると、そのなかのお一人が心配そうに、
「どうしたの、杖なんて持って…。どこかお悪いの?」

また別のご婦人からは、
「あなた、それ誰の杖を持たされてるのよ?」
どうやら他のお客さまの杖を、私がお預かりしていると勘違いなさったようです。

皆様おそろいいただき、歩いて5分のお食事会場、
トスカーナ地方の古民家風イタリアン・レストランへと向かいました。
ためしに、旗代わりに杖を掲げて歩いてみたところ、お客さまは大笑い。
すれちがう人は…、変な目で見てましたネ。

美味しいイタリアンをいただきながら、口々に言われたこと。
「実際のツアーにこの杖を持っていくのはたいへんよ」
「そうよ。飛行機にも持ちこめないし」
「最近は折りたたみ式の軽量のがあるから、それになさい」

…軽い遊び心で持ってみた銀の杖。
どうやら、当社添乗員には欠かせないアイテムになりそうです。

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本日ご参加いただいたお客さま、ありがとうございました!
またお目にかかれる日を楽しみにしております。


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