銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

あまてらす鉄道に10人のてるてる坊主

2023年09月03日 | のほほん同志Aの日常

メインの行き先は、高千穂。

わりとゲン担ぎをするほうで、
目前に迫ってきたこのツアー、なんとか晴れてほしいとの願いを込めて、
「高千穂」ではなく、「あまてらす」と呼んでいました。

というのも、このツアー、もともとは7月上旬、七夕の星空に期待して予定していました。
ところが今年、七月上旬の九州は連日の豪雨となり、やむなく延期して、この日を迎えることに。

延期までするのだから、ぜひとも晴れてほしい、
そう願っていたのですが・・・

昨夜から降りやまない雨のなか、朝一番で向かったあまてらす鉄道。

「どうします? 乗りますか?」
「はい、全員、乗ると言っています!」

やむなく、合羽を着込んで、、、

私たちのためにやってきてくれたカート列車。



いざ、30分の鉄旅へ出発です。
乗りこもうとしたところへ、駆けつけてくれた駅員さん。

「これから今日一日、ご旅行がつづくんでしたら、
 これで足もともカバーしてくださいっ」

と、さらにレインコートの束を差し出してくれて。
その温かさが沁みました。



というわけで、足もとまでぐるぐる巻きのテルテル坊主10人、できあがり。


さて、「あまてらす鉄道」の由来はもちろん、天岩戸伝説の「天照大神」から。




カート列車は、いくつかのトンネルを抜けて、
「天岩戸神社」駅の向こうにあるハイライトの鉄橋へ。

運転士さんが鉄橋の手前で風速を確認し、おもむろに進み始めます。
鐡道橋としては日本一を誇る高さ105mの鉄橋、その真ん中で、、





えっ、なに??



なんと、シャボン玉です。

「この高さの鉄橋からシャボン玉を見られる場所は、ここしかありません」

きれい! 写真、撮りたい!
でも、テルテル坊主状態では、スマホを取り出すのも一苦労。
落としたら? あきらめるしかないそうです。


さて、30分後。
カート列車はふたたび高千穂駅へ。
みんな、ずぶぬれです。

「どうでしたか~?」と半ばやけっぱちで訊いたら、
なんと、割れんばかりの拍手!

へぇ~~、皆さん、楽しかったんだ・・

たしかに、ちょっとほかでは味わえない体験でした。

あまてらす、あまてらす、と呪文のように言ってた割には、
けっきょく、高千穂での滞在中、太陽が顔を出すことはありませんでした。

でも、雨の高千穂を全身で楽しんでいただいたようです。



その時間を演出してくれた、あまてらす鉄道の方々はじめ、高千穂の皆さん。
ありがとうございました。




杵の音が響く、日田・小鹿田焼きの里。
ここでも、ぱらぱら、小雨にふられました。


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