旅2日目の午後、全州(チョンジュ)より(・∀・)v

全州ビビンバを食べてお腹いっぱいになった後は、
慶基殿(キョンギジョン)内を通り抜けスマンモーテルまで散歩。
ところで慶基殿が『風の絵師』のロケ地だったとは知りませんでした。
今では入口に案内板も立てられているそう。

途中、映画『ホワイトバレンタイン』に出てきたような鳥屋発見(・∀・)v
韓屋マウルでも中心部はすっかり新しくキレイに整備されてしまいましたが、
少し離れると昭和の香りするレトロなお店が多い地区です。
モーテルでコロコロをピックアップして高速バスターミナルへ。
ソウル行きのバスは頻繁に出ているので断然バスが便利です。
チケット売場で「急いで行けば40分に乗れますよ?」と言われたけど、
あえて次の50分発を買いました。

その理由といのは、トイレの他にターミナル内を見学!!!
いつもソウル行きのバスに飛び乗っているので、ゆっくりしたことがなくて・・・。

10年前の映画の公衆電話が残っていて満足♪(やっぱそれですか^m^)

そして13時50分発のバスに乗車。
平日の昼ですいているからコロコロも上に持ってあがります。
これで16時過ぎにはソウルに着くはずと、今日会う約束しているジュウォンにも連絡。
大した渋滞もなく、予定通り16時半前にソウル着。
当初は一旦荷物を宿に置いてから行こうかと思っていましたが、
狎鴎亭(アックジョン)で待ち合わせなので、コロコロ持ったまま地下鉄3号線で移動。
「高速バスターミナル」駅は広いうえに、おそろしいくらいの人の波(´Д`)
田舎肌なワタシには相当ストレスを受けたようで・・・(苦笑)。
これが後に体調を崩す1つの要因になったのかも??
「狎鴎亭」駅でジュウォンと合流。
16時まで講師の仕事をして来たところで、次は19時~。
だからその間に1度会おうと。
もちろん全ての仕事終了後に二次会しなくっちゃでしょ^m^
つーことで、まずは軽くカフェしようと近くのパスクッチへ。
パスクッチで初めてケーキ食べましたが、
日本人の間隔ではケーキというよりか”お菓子”ですなッ。
でも味は美味しくて・・・

↑気付いて写真撮ったときにはこの有様(笑)。
ジュウォンは年も近く、日本にも興味があって何度か旅してる。
ヒトコトで言えば私の逆を旅している人かな。
友達を介して知り合ったのだけど、だいぶ親しくなって今日からはパンマル♪
少し日本語もわかるし、分からない表現を日本語でアタフタしても勘が鋭く理解してくれ、
もちろん話す内容も近いものがあって、一緒にいてて楽な友達です^^
あっという間に時間が過ぎて、ジュウォンが2回目の授業へ向かわなければならない時間。
22時過ぎにまた会う約束をして別れました。
ワタシはというと、映画雑誌「CINE21」の写真展が狎鴎亭で開かれていると、
前から情報をいただいてたので、この足で寄ることにしました。
入場料は高めの5000w。
ほとんどが関係者か読者か招待券で見に来ているようで、
わざわざ「「入場料をいただくことになりますが・・・」と恐縮しつつ確認されました。
それだけ韓国ではあり得ない値段ってことでしょうか。

受付の方にコロコロを預かってもたい、
「単独ショットではなく遠目からだと撮影オッケー」と了承をいただいたので、
見学しながら撮影してたんですけど・・・

その途中でどうも体調が悪い・・・・・・(´Д`)
いつものように疲れからだろう、すぐ収まるだろうと深刻に考えず見学を続けていたけど、
文字とか読むのもしんどくなってきたので、カメラに納めて早々に展示場を後にしました。
「狎鴎亭」駅へ向かう道もフラフラ~と。とにかく胃が痛い(´Д`)
途中休憩しようにも、陽が暮れてジャケット着でも寒くなってきました。
今夜の宿は清進旅館なので、鐘閣まで移動しなければなりません。
とりあえず地下鉄に乗るためホームまで降りましたが、
とても電車に乗れるような状況じゃなくなって。
ついにはホームの端でうずくまってしまったという・・・。
このままでは倒れてしまったらみっともないというかアカンと思って、
力を振り絞り電車待ちしている見知らぬおじ・・・あに、お兄様(笑)に、
「すみませんが急に体調が悪くなったので、誰か駅の職員を呼んできてもらえませんか?」と懇願。
しばらくして駅員さんが2人来て、とりあえず駅務室で休ませてもらうことに。
とにかく胃の痛みと吐き気がひどかったんですが、吐くことができないんですよね。
普段からもそうなんですけど。(飲み過ぎたときとかも)
1時間ほど洗面所に張りついていたところで、
「誰か知り合いは呼べないの?」という職員さんの問い掛けで、
江南で働く大学の後輩に電話をかけてみました。
そしたら今まさに狎鴎亭の近所にいると、すぐに駆けつけてくれて。
先に日本の胃薬を飲んでしまったので、
薬局で重ねて飲んでも問題がない漢方の薬を買ってきてくれたりしたんですけど、
それでも良くならなくて、最終手段。病院に行くことに。
時刻は21時半。
夜間も診察できる病院ということで、Sが知っている近くの病院へ移動。
タクシー乗るまでの距離ではないので少しずつ歩いて行きました。
しかし狎鴎亭で目に付く病院といえば整形外科ばっかッ!!!
それに愚痴るほどの元気はあったという(笑)。
結局、その病院は夜間やってなかったので、タクシーでチャ病院へ。
外国で病院へ行くのは初めてだったんで苦しみながらもドキドキ。
簡単な受付(名前・生年月日の記入)だけで良いのは日本人だからですか?
処置室でまずは先生が診察に来てくださり、
カタコトで説明すると、「お上手ですね」と褒めてくだりました。
いやいやそれどころじゃないんですけど、でも喜ぶ元気もありました(笑)。
実は4月の授業で病院をテーマにを学んだところだったんです。早速実行(苦)。
そしてむかつきを抑える点滴と薬を飲んで安静・・・にしていたかったのですが、
カーテン越しの隣の女性患者が「う~んう~ん」うなされていてめっさ五月蠅いのッ。
付き添いがいないのか看護婦さんがしょっちゅう出入して「大丈夫ですか~」と声をかけてる。
どんだけ重症患者なんや?!と気にしてたんですが、
2時間後、「たくさん飲み過ぎちゃったみたい♪」とケロッと帰られていきました(苦)。
0時半になって点滴も終わり、だいぶん落ち着いてきたので帰ることに。
後輩Sはずっとついててくれて、
ワタシの語学力では足りないことも通訳してくれて本当に感謝。
何よりも知っている人が側にしてくれる心の支えが大きかったです。
タクシー乗っているのも辛かったけど、何とか清進旅館に到着。
フロントは・・・あ、社長さんだ。
かなり久しぶりなのに顔見るや「あぁ~」って。そんなに記憶力よろしくて?
1時就寝。
寝て起きたら良くなってたらいいのですが・・・果たして・・・?!
(つづく・・・)